「内部から外観に至るまでデザインにこだわり抜き、オールラウンドな履き心地と性能を追求した」
この宣伝文句は、フットジョイの「パフォーマンス・ゴルフシューズ」カテゴリーの最新モデル「Fury」のものだ。
ゴルフシューズに80ドル以上を払える人にとって、フットジョイは「性能」と「履き心地」の両方を確実に満足させてくれる(履き心地には正しいサイズ選びが欠かせないが、これは意外にと難しい。)シューズだ。
ゴルファーはシューズのルックスにも大いに関心がある。人の好みはそれぞれだが、Furyの美しさについて自由に意見を交わしてほしい。
Furyには、限界まで挑んだ素晴らしい性能が散りばめられている。
インナー・フィット・スリーブ
他のラインナップにも見られるタンレス(舌革がない)システムが改良され、単一構造がしっかりとしたフィット感をもたらす。
ただし、フットジョイは他のゴルフシューズとは違い、靴に足を入れるのに苦労するほどデザインに手を加え過ぎることはない。
フレックスグリッドMLCケージ
フットジョイの「ケージシステム(かかと部分に施されたヒールカップ)」は、スイング中に発生する横方向の動きに耐えるように設計されている。
オーソライト・インプレッション・フィットベッド
履き心地を決めるのが、異なる密度で形成される発泡剤の層だ。
フットジョイによると、この素材によって構造的特徴とクッション性能が最後まで持続されるという。
つまり、ネットで注文した600ドルのマットレスとは違い、Furyのインソールは最後まで「へたる」ことはないということだ。
フルグレイン・ウォータープルーフ・アッパー
Furyは、テニスシューズやスニーカーのようなスポーツからヒントを得たデザイン要素も取り入れている。
シューズのアッパー部分には、通気性に優れたトゥ部分と同じフルグレインレザー(高品質レベルの本革)を使用しており、防水加工が施されている。
D3 アウトソール
Furyはスパイクシューズなので、ソールの表面が耐久性に優れ、滑りにくい設計になっていることは言うまでもない。
FTF+(ファイン・チューン・フォーム)ミッドソールによって、快適な履き心地が生まれる。「液体金属」からヒントを得たTPUフレックスレイヤーや、フレキシブルでグリーンに優しい滑り止め「パルサー」も特徴の一つだ。
HyperFlexを新たに採用することになる可能性が高いので、FuryはFootJoyのラインナップの中では中間的なモデルといえる。
Iconのようなクラシカルなスタイルではないし、ましてやDNAともまったく違う。そのスタイルは現代風だが、FreeStyleほど偏ったデザインでもない。
ちなみに、私が長年愛用しているのはFreeStyleだ。フットジョイからFreeStyleの後継モデルが発売されるまで、Furyがその代わりを担ってくれることを期待している。
カラー・価格・販売予定
Fury(紐タイプ)の価格は190ドル。カラーバリエーションは、ホワイト/レッド、ネイビー/ホワイト(写真)、チャコール/ライム、ブラック/レッドの4種類だ。
BOAタイプの価格は220ドルで、ホワイト、ネイビー、オレンジの3色展開で発売中だ。
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