2020 キャロウェイ MAVRIK(マーベリック)ドライバー
<動画の内容>
(アダム)今回のトピックは、キャロウェイの新作ドライバーだ。
その名も「2020 マーベリックドライバー(MAVERIK)」
(アダム)皆は分からないけど、僕はあまりいい印象ではなかったよ。性能は優れているのかもしれないけど、今の時代、性能だけではだめだと思う。
つまり、ルックスや性能もすべて求められる。僕は、ルックスの観点からマーベリックに魅力を感じなかった。カラーもルックスもあまり好みじゃない。
これは僕の主観だけではなく、キャロウェイのセールスマンの意見も同じだ。
(ハリー)そのマーベリックドライバーは、インターネットで見たの?
(アダム)そう。USGAには、白と黒のバージョンが載っていた。新しいドライバーがリストに入ると、プロが使い始めたか、使えるようになる。
とにかく、僕が見たのは白と黒のマーベリックだが、興味のある人はMyGolfSpyに写真と情報を載せたのでぜひ見てほしい。
(アダム)トニー、もうすぐ発売シーズンが始まるけど、この先数週間は新作ドライバーが次から次へとリリースされる忙しい時だと思う。まずコブラが発売、その後がキャロウェイだよね。
トニー、パッと見てキャロウェイのマーベリックドライバーはどう感じた?
(トニー)まず前置きしておきたいのが、この1年のゴルフ業界をみると、売れているドライバーといえば「テーラーメイド」と「キャロウェイ」のこの2社しか思いつかない。
僕の予想は、テーラーメイドがNo.1になると少し前に話した。
(ハリー)そうだね。確か完売したよね?
(トニー)そう、確か完売だった。まだ入金は確認していないけどね(笑)
以外のマーベリックの写真をみて、小売業界の内部の話を聞いても、僕の考えは全く変わらない。
絶対テーラーメイドの年になる。
まずは、キャロウェイからマーベリックドライバーのストーリーを聞かなければならないけれど、正直、クラブのソールは見る必要のない部分だから、それが店頭からすぐ買われていく理由にもなっている。クラウンをみて購入する場合がほとんどだ。
とにかく、ソールや実際のカラーデザインを見ると初代か2代目のM2とコブラを併せて、シンプルにしたようなデザインだ。
性能は素晴らしいとは思うが、ぱっと見た感じだと、過去5年のキャロウェイドライバーと比較しても欠けている気がする。
(ハリー)売れるドライバーというのは、「ルックス」と「性能」の両方を兼ね備えている必要があるのは分かったけど、今回もフェースにはテクノロジーがたくさん搭載されているだろうし、性能はすごく良さそうだけど…。
(アダム)メーカーは進化したドライバー技術や性能を退化させるようなことはしないし、実際にキャロウェイはMost Wantedでもその性能が評価されている。
トニーが言ったように、多くのゴルファーはクラブのソールのことなんか気にしない。でもソールはすごく重要で、ソールの重要性を信じないのはおかしな話だ。
普通の人はゴルフショップにいって、ソールをぱっと見てクラブを下ろして、良かろうが悪かろうがすぐに試打コーナーに行き打ってみる。
試打コーナーがなかったら、何も考えずにレジに持っていって購入する。それがゴルフショップの狙いなのは当然だ。
もうひとつは、キャロウェイの営業マンからよく聞くのが、実際のソールやオレンジや黒が全然格好良くないのに、どうやって売れと言うんだ、という話だ。
(アダム)彼らは特に僕の味方というわけじゃないよ。
(ハリー)ナイキが赤のドライバーを発売した時は、ビジネス上大きなリスクだったよね。その後のナイキを考えると…。
(トニー)それはドライバーのクラウンとソールの色の話だよね。
長年MyGolfSpyのテストで理解しようとしているのは、主観的にどう思ったか、どう感じたかといったテスターからのフィードバックや主観的な意見というのは、性能とは全く関係ないということ。
どちらかというと、ルックスが好きだとか、ラウンドで自信が持てるといった視点は個人の嗜好でしかなくて、データと一致するわけではない。
ただ、ゴルフショップに行って手に取ったクラブをすぐに購入するのは、そう誘導されているのかもしれないけれどリスクだ。
(ハリー)そうやってゴルファーを誘導するのは違うと思うけど。
(トニー)とはいってもキャロウェイのドライバーだから、前作もみているわけだし、Sub Zero含め性能は絶対に良いはずだ。
性能に関しては、必ずトップ5に入るはずだから、ある意味保証されているようなものだ。
じゃあ実際試打する人がどれくらいいるのか、過去の経験からソールのルックスなんか関係ないという人もいて、色々な意見がある。
写真やすでに手に取ってみた人の話を聞いても、実際に手に取って打ってみないと分からない。
発売前の、特にネガティブな噂は時間が経つと変わることもあるし、実際に見るまでは本当のところは分からない。
ただ正直、長年キャロウェイドライバーをみてきて、こんなに印象がよくないのは今回が初めてだ。
(ハリー)例えば、自分には合わなくて好みではないクラブなのに、ゴルフ場で皆の注目を集めるという理由だけでバッグに入れるということもよくあると思う。
(アダム)よくあることだよね。
(トニー)もし飛距離が出てフェアウェイに飛ばせるクラブなら、それもあり得る。
たくさんあるトップグループのドライバーをテストしても、性能の差はほんの僅かで、その差はほんの僅かだけれどルックスが好きだから選ぶということはよくある。
性能以外が購入する理由になるのは確かだよ。
(アダム)MyGolfSpyは「性能」を重視すると常に言ってきたが、同時に消費者は「ルックス」を気にすることも理解している。それが事実だ。
(ハリー)だから、MyGolfSpyのテストではテスターからフィードバックを必ず聞くよね。
(トニー)特に、ドライバーはね。中級者向けアイアンは完全に主観中心で、似たような意見が多いけど、ドライバーになると、こんなルックスの悪いドライバーは見たことがないと酷評されても、実際はよく売れていたりする。
性能の良いドライバーはルックスもいいし、よく売れるクラブもルックスがいいことが多い。これらすべてを含めドライバーを作る要素になっている。
(アダム)マーベリックの最初の印象は良くないね。格好良くない。
(トニー)僕自身は、USGAの写真や、内部の人の噂で判断するのは好きではないが、彼らの話を聞くと少し心配になるよ。
ナイキの言葉に従うと、「決めるのは消費者だ。」僕たちがどう思おうが、最初の印象は関係ない。
大切なのはゴルファーが自分で試して、自ら好きか嫌いか判断して、購入するか決めることだ。
(アダム)話を進めると、キャロウェイ マーベリックドライバーとは何か?基本的に、エピックラインとローグラインの2ラインがある。
それに、新たにマーベリックラインが加わるのだが、主に何が違うのか?
分かりやすく説明すると、エピックはどちらかというと伝統的なルックスで、マーベリックはローグの後継で、もう少しフラットにした感じだ。
(トニー)もっと縦長というか、弾丸型だよ。
(アダム)それから、エピックはスライド式ウェイトで、マーベリックのウェイトは固定式だ。
(トニー)Sub Zeroはフリップ式ウェイトだったよね。
(アダム)次は、価格の違いだ。
キャロウェイはプレミアムブランドだけれども、キャロウェイのプレミアムドライバーといえば、500ドルだ。
聞くところによると、マーベリックの価格はエピックフラッシュより安いそうだ。500ドルより安かったら驚くけど、楽しみだ。
とはいえ、399ドルということはないよね?
(アダム)それはないよ。
では、同じような価格ならエピックよりマーベリックを購入する理由は何?
(トニー)結局のところ「性能」じゃないかな。
打ち出しコンディションがもっと最適になることを期待するけど、調整機能を気に入るかどうかもあると思う。
ヒールかトゥか、フェードバイアスなのか、弾道の高さのコントロールなど、ウェイトを調節するのはゴルファー自身だからね。
それも、差別化できるひとつの理由になる。どちらのドライバーから恩恵を受けられるかが重要だ。
それに、ヘッドシェイプから予想すると、マーベリックはエピック標準モデルよりやさしいドライバーではないかと思う。
そういったことが、区別するポイントになると思うけど、極論を言えば、「性能」に尽きる。
僕の見方としては、キャロウェイ自身がエピックよりマーベリックの方が優れていると言うことはないだろう。
マーベリックの立ち位置としては、後継ラインで新ラインでもあるのだけど、やはりフィッティングしないと判断できないことだから。
(アダム)マーベリックをトム・クルーズの新作映画「トップガン マーヴェリック」に送ってみる?
(トニー)おもしろいね。
(アダム)昔キャロウェイにいたハリー・アーネットなら絶対やるだろうね。
(トニー)トム・クルーズならきっと乗ってくれるよ。
(ハリー)キッズサイズの方がいいかな。
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