・アディダスから限定ゴルフシューズ「ZX 8000」が発売される

・9月4日から購入可能

最近のMyGolfSPy 『Buyers Guide』 ゴルフシューズテストを読んだ人なら、アディダスが競争の激しいゴルフシューズ界に足を踏み入れていることはご存知だと思う。

『CodeChaos(コードカオス)』は これまで見てきたゴルフシューズの中で“最高傑作“と言えるかもしれない。

最近では、定番の「SuperStar」にゴルフバージョンが加わった。そして9月4日、アディダスは新たに限定ゴルフシューズをリリース。今回は、すでにある「ZX 8000」を引っ張り出し、ゴルフ用シューズに変身させたのだ。



「ZX 8000 GOLF」のはじまり

「ZX」シリーズは、1984年にランニングや路面の状態に応じて、ランナーがさまざまな種類の靴を必要とする中、解決策として開発されたランニングシューズだ。

今回の「ZX 8000 Golf」は、ゴルフに特化した初の「ZX」モデルになる。クラシカルなシルエットを引き継ぎ、スタイリッシュな性能重視のシューズだ。


どのように「ZX」を進化させたか

昨今のテクノロジーの進化によって、ゴルファーはゴルフシューズに多くの機能や性能を求めることができるようになった。35年以上前、「ZX」を特別なシューズにした技術改革や多くの特性が、この「ZX 8000」限定シューズのために現代版に改良された。

足元の安定のため、アディダスの特許である『Torsion System(トルション・システム)』を採用し、反発性能に優れた『BOOST』ミッドソールを搭載。

目立つ鮮やかな配色(クリアアクア/ショッキングイエローとポップなパープル)がモダンな感じだが、それでもオリジナルデザインを思い出させる。また、「ZX 8000 Golf」のアッパー部分には、耐水性に優れた素材が使われている。

アディダスは、急成長しているスパイクレスゴルフシューズのトレンドも意識している。元々、「ZX 8000」はランニングシューズとして始まったため、ゴルフ用ならスパイクレスが妥当だ。

また、ゴルフ向けの長めの突起したラグや、より複雑なトレッドパターンなど『グリップ力』を発揮させる従来のソールパターンに基づいて設計されており、どんなスイングでも『グリップ力』と『安定性』が確保できる。

デザイン的にも、元祖「ZX」シューズよりも目立つようにひねりが加えられた。たとえば、アイステイ(靴ひも穴が並ぶパーツ)の下部とレザーのトゥキャップに「ZX GOLF」のプレートを施した。ヒール部分と中敷きにも、アディダスゴルフのロゴが加えられた。

アディダスグローバルフットウェア部門長のメーソン・デニソン氏が、沸きあがるゴルフシューズへの熱意がどこから来るのか語ってくれた。

「アディダスは総合スポーツブランドとして、長きに渡る経験を利用し、あらゆるインスピレーションを得ることが可能な立場にある。「ZX」は、ランニングパフォーマンスを追求した代表的なシューズだが、同じようにゴルフシューズにも技術とファッションの垣根を越え、限界を超えるような挑戦をしたかった。「ZX 8000 Golf」の発売は、スポーツの伝統、パフォーマンス、ライフスタイルをいかに組み合わせ、最終的にゴルフファッションを進化させていくか、という挑戦のひとつだと考えている。」


アディダス「ZX 8000」価格と販売状況

限定版「ZX 8000 Golf」(130ドル)は、アディダスのHPや、アプリ、アメリカ以外の一部の小売店で、9月4日から販売されている。