・テーラーメイドの新プログラム「My TP」で、カスタムブレードパターをデザインすることが可能になった。
・2つのブレードモデルと数千ものオプションから選択できる。
テーラーメイド「My TP」パタープログラムにブレードプレーヤーが喜ぶオプションが加わった。既存のカスタムパターデザインプログラムに“ブレードパター”が追加されたのだ。
「My Spider X」や「My Spider Tour」のデザインサイトでカスタムオーダーすることはこれまでも可能だったが、マレット愛用者でなければチャンスがなかった。
ついに、自分だけの「TP Soto」や「TP Juno」ブレードをカスタマイズすることが可能になり、同時にゴルファーのニーズをより満たしてくれるようになる。
テーラーメイドの他のカスタムプログラムと同様に、「My TP」パタープログラムには豊富なオプションが揃う。
同社によると何千もの可能な組み合わせがあるというが、私はその数にさらにゼロがいくつか付くと考えている。確かに、色の組み合わせは豪華なのだが、まずは土台のパター選びが肝心だ。
「MYTPパタープログラム」の需要は?
近年、多くのゴルファーがコース上でハイレベルな性能を求めるが、それだけでは飽き足らずどんなゴルファーなのかコース外でもひと目で分かるようなクラブを求めるようになった。「My TPプログラム」は、まさにそのために誕生した。従来のブレードパターラインに豊富なカスタムオプションを揃え、クラシックとモダンの素晴らしい融合を提供する。 パター・ウェッジ商品開発シニアディレクター ビル・プライス氏
パターデザインにこだわりを持つゴルファーは多いというが、まさにそうだと思う。確かに、250ドルで購入できるTPモデルに75ドルの追加料金となれば躊躇する人がいるのも無理はない。
しかし一方で、たった75ドルで多くのパター機能をカスタマイズできることに驚く人もいる。私も、そのひとりだ。重要なのは、325ドルで「My TP」パターを自分好みのデザインに仕上げることが可能だということ。
今まで、この価格帯でこれほど多くのオプションを提供しているメーカーは見たことがない。
価格のことはさて置き、まずは「My TPパタープログラム」の全容を紹介しよう。
カスタムオプション:テーラーメイド「MY TP」パタープログラム
・ヘッドフィニッシュ:クラシックシルバーまたはジェットブラック
・ホーゼル–:「Juno」-Lネックとロングネック、「Soto」-フローネックとロングネック
・カスタムスタンプ –トゥとヒールのバンパー部分に4文字のカスタムメッセージが入れられる。12種類のペイントから選択可能。
・アライメントライン:アライメントラインには「ラインなし」や「キャビティーにシングルライン」、「トップライン上にドット」、「トップラインにシングルライン」、「キャビティーにダブルライン」の5種類が揃い、12種類のペイントが含まれる。
・フェースインサート :ボールが的確に前に転がるように促す45度グルーブ搭載の「Pure Roll™インサート」に9種類のペイントオプション。
・TPキャビティバッジ :パターブレードの裏側にある「TP」プレートは、10種類のカラーオプションからカスタマイズ可能。
・キャビティスクリュー:パターブレードの裏側にあるウェイトスクリューは、8つのオプションから選択可。
・ソールウェイト :「ステンレス鋼」、「ガンメタル」、「コパー(銅)」の3種類。
・テーラーメイド ウェイトロゴ :ソールウェイトにエンボス加工された、小さなテーラーメイドロゴは12種類のカラーオプションからパーソナライズできる。
・Juno / Soto、テーラーメイドロゴ :パターソールのロゴは12種類のカラーオプションがある。
・シャフトカラー:「クラシッククロム」と「ブラック」。
・長さ:32-37インチ
・グリップ:「スーパーストローク」、「ゴルフプライド」、「ラムキン」から豊富に揃う
「MY TP」パタープログラム:単なるペイントを超えたパター
これらの豊富なオプションで最も感銘を受けたのは、単なるペイントではなくそれ以上のものが得られる点だ。
もちろん、驚くほど多様な色の組み合わせはこのプログラムのウリでもあるが、まずはパター本体のオプションを確認してほしい。
ヘッドオプションは2つ、それぞれに2種類のネックオプションがある。各バンパーには最大4文字の刻印が可能。
アライメントデザインは5種類用意され、それぞれのエイムの好みに合った選択ができる。ボディーを選択したら、オプションのペイントを心行くまで探求すればよい。
唯一欠点を挙げるとすれば、ネックのすべてが全モデルに利用できるわけではないという点だ。
これには理由があると思うが、私の場合手に入らないので「フローネック」と「Juno」の組み合わせが欲しい。何千ものオプションがあるのに自分が欲しいものが手に入らないことだけが少し不満だ。
「MY TP」カスタムパターの実際のルックスは?
この記事を読んだ後、早速「My TP」パターページを開き、パターの作成に没頭するうちに何時間も時間が過ぎてしまったということがあるだろう。私も同じことをすると思う。
このようなパターをカスタムビルドするシステムは非常に魅惑的に作られており、ユーザーはすべてを探索するように誘導される。
ほとんどの場合、最初の「My TP」パターをデザインし、2番目と3番目とデザインアイディアが思いつく。オプションは膨大で、テーラーメイド「My TPパタープログラム」を1冊の本にしたら、何千ページもの長さになるくらいだ。
さらに、コンピューターの画面に出る「My TP」パターが、実際に届くパターを正確に反映しているかどうか気になるところだ。ご心配なく、「MySpider X」パターの時と同じように、試しにカスタムオーダーしてみるつもりだ。
デザインを決める際につぼにはまるかもしれないが、実際のパターがデザイン画像と一致するかどうかを確認するのは楽しみのひとつである。
「My TP」カスタムデザインにトライする機会があったら、どんなパターを作ったのか、その感想などを是非聞かせてほしい。
Leave a Comment