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昨年の『Most Wanted』は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた。その為、テストスケジュールを変更し、4つの『Most Wantedテスト』が遅れを取ることになったが、ようやく、最も総合的な2021年の『ユーティリティアイアンテスト』を発表することができる。
MyGolfSpyでは、独自で公平、そして客観性に基づいたテストを実施しており、皆さんはより自信を持って購入を判断することが可能だ。2021年『Most Wanted ユーティリティアイアン』は、既製品の購入者やフィッティングをする前に情報を手にしておきたい人にとって、欠かすことのできないものとなるだろう。
では2021年の「ユーティリティアイアン」を深掘りしていこう!
2021年ベストユーティリティアイアン:スリクソン「ZX」
2021年『Most Wantedユーティリティアイアン』はスリクソン「ZX」となった。「ストロークス・ゲインド」で他のモデルをリードした他、以下のように他の指標でも優れていた。
・「ストロークス・ゲインド」で1位
・「寛容性」で2位
・「トータル飛距離」で7位
「ZX」はずば抜けた「一貫性」を持ち、「ユーティリティアイアン」としての信頼性を備えている。ユーティリティアイアンは、多くのゴルファーにとって最も重要視するクラブとはいえないかも知れない。しかし、スリクソン「ZX」は検討に値する。「ロングアイアン」や「ドライビングアイアン」の代わりになるクラブを探しているゴルファーにとっても、「ZX」は最有力候補となる。
MYGOLFSPY版の「ストロークス・ゲインド」について
ストロークス ゲインド:元々は2011年からPGAツアーで導入されたプレーヤー指標。コースの難易度により大きく変動する「平均パット数」や「パーオン率」等では比較できない、選手の「本当の実力」を比較するために生まれた指標。同じコースでの全選手の平均ストローク数、あるいは同程度の難易度のコースや状況における平均ストローク数と自分のストローク数との「差」で示される。
「スコアを何で稼いでいるか」という観点で、「ドライバーショット」「アイアンショット」「アプローチショット」「パッティング」それぞれのショットが、平均値より何打“少ないか(ゲイン)“を数値化している。
MYGOLFSPYの「MOST WANTED」における製品テストでは、この「ストロークス・ゲインド」の考え方をベースとして、プレーヤーではなく“商品そのものの実力”を見るため、「ドライバー」「アイアン」「パター」等、各カテゴリーの「商品の実力」を比較する指標として用いている。
ユーティリティアイアン購入で検討すべきこと
新しいユーティリティアイアンを買う時に一番に優先されることはパフォーマンスだが、購入を決める前に考慮すべき点が他にもある。
ユーティリティアイアン vs ロングアイアン
「ロングアイアン」は、ゴルフ界で不変のものだ。しかしながら、安定して3番、4番、5番、6番アイアンを打つことに苦戦しているか?と聞かれたら、多くのゴルファーは「はい」と答えるだろう。
「ユーティリティアイアン」は、ロングアイアンよりも「寛容性」がある。ワイドソールで重心も低く深いので、より「最適な弾道」を実現できる。しかし注意点もある。
「弾道」が最適ということは、「キャリーの飛距離が伸びる」可能性があるということ。番手間の効率的な「飛距離差」を実現できるロフトセッティングに注意を払うことが大切だ。
ユーティリティアイアン vs ハイブリッド
「ハイブリッド」は、長い間、「ロングアイアン」の代わりとして使われてきた。しかし、従来の「ロングアイアン」の見た目を好むゴルファーがまだいるのも事実。そうしたゴルファーは、「ユーティリティアイアン」に切り替えることがベストな選択肢かも知れない。
多くの「ハイブリッド」は、「ドローバイアス」になっているので、フックを嫌うゴルファーは「ユーティリティアイアン」を選んだ方が良いだろう。また、入射角がスティープ(鋭角)なタイプのゴルファーも、「ユーティリティアイアン」の方がマッチするはずだ。
「ユーティリティアイアン」は、低弾道でより直進性のある弾道が出る傾向がある。相対的に「ハイブリッド」は「ユーティリティアイアン」よりも弾道が高くキャリーも出ることから、「番手間の飛距離差」にも注意を払った方が良いだろう。
ユーティリティアイアン vs フェアウェイウッド
間違いなく、ほとんどのゴルファーは「フェアウェイウッド」が苦手だ。「フェアウェイウッド」は、ゴルフクラブの中でも打つことが難しいクラブの一つ。そこで「ユーティリティアイアン」が、頼みの綱となる。
欠点は、多くのユーティリティアイアンの最低ロフトが「16度」であること。そのため、3番ウッドの代わりになることは難しい。しかし、5番ウッドの代わりにはなるだろう。また入射角がスティープ(鋭角)なゴルファーは、ユーティリティアイアンを使うとメリットを得られるはずだ。
「洗練された形状」で、「操作性」もあり、5番ウッドよりも「寛容性」が高いモデルもある。一般的に、ユーティリティアイアンは5番ウッドよりも弾道が低く距離も出ないので、「ウッド」から「ユーティリティアイアン」に替える時はその辺りも留意して欲しい。
ロフト角
クラブセッティングにおいて、「番手間の飛距離差」は非常に大切だ。ましてや、「ユーティリティアイアン」を入れるなら正しく「番手ごとの飛距離差」を設定することが必要となる。各メーカーとも、ユーティリティアイアンには多くのロフトオプションを用意している。
コブラの「KING」ユーティリティは、より細かく設定できるように『調整可能ホーゼル』を搭載。「ロングアイアン」から「ユーティリティアイアン」に変更するなら、適切なロフト角を決めるためにもフィッティングを受けて欲しい。
また「ユーティリティアイアン」をティーショットで使いたいというゴルファーもいるだろう。そんなゴルファーは、「ドライビングアイアン」となる「2番アイアン」あるいは「3番アイアン」が、最適な「弾道」を実現できるのかチェックした方が良い。
シャフト選択
『Most Wantedテスト』を通じて、「シャフトの選択」を重要視してきた。シャフトはクラブのパフォーマンスにおいて重要な役割を果たす。「スチール」でも「カーボン」でも、個々に合った適正なシャフトがあるはずなので、フィッティングを受け、あなたのスイング特性に合うシャフトを徹底的に分析して欲しい。
考慮して欲しいのは「シャフトの硬さ」と「たわみの特性(調子や剛性分布など)」、そして「重量」。どれもクラブのパフォーマンスに欠かせない要素となる。
調整機能
今年のテストで『アジャスタブル機能(調整機能)』が搭載されていたユーティリティアイアンは、コブラの「KING」ユーティリィティだけだった。2019年の『Most Wantedユーティリティアイアンテスト』では4モデルに調整機能があったが、2年で大きく変化した。
調整機能が搭載されていることで、ロフト角を立てたり寝かすことができるが、コブラの場合は「ドロー設定」にすることまでできる。
記録
テストでは、市場がどこに向かっているのかを探り、メーカーが年々パフォーマンスを向上させるためにどのような改善を行っているのかを分析。さらに、テスターからフィードバックも受けている。テスターが何を気に入り、何が気に入らず、そしてその理由も理解するようにしている。
しかし、こうした主観的なフィードバックを集めてはいるものの、その主観的フィードバックが順位に影響したり、その決定要素になることはない。
トレンドと改善点
・上述したように、コブラ「KING」ユーティリィティは今年のテストで唯一の「アジャスタブル機能(調整機能)」搭載のユーティリティアイアンだ。3番のロフトは19.5度でホーゼル設定は8つある。なお、17.5度の2番はカスタム対応となっている。
・ユーティリティアイアンでは「中空構造」が普通になっている。ウィルソンスタッフやコブラ「KING」ユーティリィティ、テーラーメイドの「UDI」と「DHY」、クリーブランド「ランチャー UHX」、ツアーエッジ「Exotics EXS 220 TI」、そしてタイトリスト「U505」は全て「中空構造」が特徴となっている。
・ピンとコブラでは、「G425クロスオーバー」と「KINGユーティリィティ」に「アーコス」を搭載している。「アーコス」は、両社のラインナップでは恒例となっている。
「中空構造」のメリットとは?
「中空構造」、あるいはヘッド内部に何らかの素材の充填が施された構造は、今回テストした全てのユーティリティアイアンに共通するデザイン特性の一つとなっている。「中空ボディテクノロジー」の裏側にある考え方はシンプルなもので、メタルウッドで最もメリットがある“デザイン特性”(中空、薄肉フェース、軽量ヘッドなど)を活用して、それらをアイアンに応用することにある。中空ボディアイアンの「マルチピース構造」により、ボール初速をアップさせたり、打ち出しを高くしMOIを向上させるためにウェイト(タングステンかも?)を戦略的に動かすことが可能になる一方で、ゴルファーが距離を稼ぎたいクラブに求める「見た目」もキープできる。
テスターからのフィードバック
下記は、20人で構成するテスターによる主観的なフィードバックだ。フィードバックを集めることはどのテストにおいても重要だ。私たちはユーザーの製品に対する好き嫌いの指標として彼らのフィードバックを活用している。とはいえ、フィードバックは主観的なものであって、順位付けの要素にはしていない。
・スリクソン「ZX」は「ストロークス・ゲインド」の数値が良かっただけでなく、テスターたちからも高評価だった。テスターによれば「打感」と「見た目」が突出しているとのこと。しかし、「打音」については不人気だった
・「見た目」において、テスターはベン・ホーガン「UiHi」に非常に驚いていた。アイアンのような「見た目」を好むゴルファーは多いということだろう
・テスター視点となるが、キャロウェイの2021年版「X Forged UT」は「見た目」「打感」「パフォーマンス」の融合が素晴らしいようだ
・テーラーメイド「DHY」は、その突出した飛距離性能にも関わらず、ボテっとしたデザインがイマイチの評価となった
飛距離でトップ – テーラーメイド「DHY」
テーラーメイドの「DHY」はユーティリティアイアンだが、「ドライビングアイアン」としてのパワーと可能性も十分に秘めている。このクラブなら「飛距離」も期待できるのだ。ティーショット用でも、「ハイブリッド」の代わりとしても、このユーティリティアイアンは「飛距離」という点でベストと言える。
2021年『MOST WANTEDユーティリティアイアン』のデータ
この平均値はヘッドスピード、ゴルフスキルなど幅広い層からなる20人のテスターによるものである。
専門家の意見 – 使うべきユーティリティアイアン
「ユーティリティ」という言葉は、「いくつかの機能を果たすことができるという点で有用なこと」と定義されている。これはまさに、ゴルファーが「真のユーティリティアイアン」に期待していること。以前にもお伝えしたが、セッティングの中の各クラブにはそれぞれの役割があるべきだが、個々が一芸に秀でる必要はない。幅広い場面で使えるユーティリティアイアンは、ゴルフコースで常に直面する様々な状況に対応できる汎用性の高さがある。
低く打ちたい時に「ユーティリティ」で低弾道を打ったり、林の中からフックをかけたりできるだろうか?逆にグリーンを狙う時にボールを上げることはできるだろうか?市場には「ユーティリティアイアン」がどんどん増えているので、あなたのプレースタイルに合ったものは必ず見つかるはず。自分のプレースタイルを見極めて、どのユーティリティが最適なのか考えて欲しい。
テスト方法
MyGolfSpyのミッションは、あなたに一番合うユーティリティアイアンを見つけることだ。
テスターについて
複数のセッションで構成されるテストは、各ゴルファーが各クラブで10-12本の「ナイスショット」が出るまで打ってもらう。試打するクラブの順番は、テスターごとにランダムで決められている。
バラつきの制限と信頼性あるデータの収集
バラつきを最小限にするため、全テスターはタイトリスト「ProV1」ボールを使用。
クラブとヘッドのデータはともにフォーサイトの「GCQuad」弾道測定器により収集した。
集計について
順位を決めるにあたっては、フォーサイトの「GCクワッド」弾道計測機を使って主要データを収集し、異常値を除いた後、独自の手法を用いて各テスターとモデルごとのストロークス・ゲインド値を計算。最高のストロークス・ゲインドとなったアイアンがベストアイアンとなる。
2021年ユーティリティアイアンの製品スペック
*メーカー発表のスペックではなく測定値を表示。
寛容性トップ – コブラ「KING」ユーティリティ
「ユーティリティアイアン」は多目的に活用されている。「ロングアイアン」や「ハイブリッド」、あるいは「フェアウェイウッド」の代わりとして、「番手間の飛距離差」を埋める上で完璧な選択となる可能性があるのだ。そのために必要となるのが「一貫性」と「正確性」。コブラの「KING」ユーティリティは、「寛容性」においてベストなユーティリティアイアンと言える。「正確性」と「一貫性」は追求すべきこと。是非、「KING」ユーティリティをチェックして欲しい。
2021年「ユーティリティアイアン」ー FAQ
新しいユーティリティアイアンの購入にあたり
Q:いつ新しいユーティリティアイアンを購入すべきか?
A:多くのカテゴリーにおいて、一般的に、メーカーがクラブの性能を向上させるには3〜5年かかる。特にパフォーマンスが飛躍的には伸びにくいユーティリティカテゴリーはそうだろう。変化の多くは「形状」や「見た目」に起因するもので、それによって前作よりもパフォーマンスが変わることはあっても、革新的なテクノロジーがこのカテゴリーに採用されることはあまりない。我々がおすすめする買い替え時期は、今使っているユーティリティアイアンよりも明らかに性能が優れたユーティリティアイアンが見つかったときに買い代えることだ。もちろん、単に新作ユーティリティアイアンが出たから欲しいというなら、それも問題はないだろう。
Q:どのように自分のプレースタイルに合うユーティリティアイアンを知ることができるのか?
A:専門フィッターによる適正なクラブフィッティングが、あなた独自のプレースタイルに合うユーティリティアイアンを決める上で役立つ。しかし、そのためにはユーティリティアイアンで「どのようなショットを打つ必要があるのか」、自分のニーズを把握しておく必要がある。ユーティリティを主に「ティーショット」で使うのか、それとも「芝」から打つのか?ティーショットで多用するなら、打ち出しが低く、スピンも少ないモデルを使えばフェアウェイを転がすことができるだろう。逆にロフトが寝ている、ワイドソールで後ろ重心のユーティリティアイアンは、ボールを上げやすいし、ソフトにボールを落とすことができる。あなたのユーティリティアイアンへのニーズをフィッターに理解してもらうためにも、フィッティングを受ける前に自分のプレースタイルをしっかり把握しておこう。
Q:シャフトは重要か?
A:もちろん重要だ。スピン量や打ち出し角の差はそれほど大きくないが、シャフトを変えることでショットの精度や、前後左右へのバラつき、そして全体的な安定性の向上が実現するだろう。我々は常に資格のあるフィッターにフィッティングを受けるように勧めている。もし、それができないなら、様々なシャフトの特性を理解し、それぞれのシャフト性能があなたのゴルフにとってメリットがあるのか、あるいは別の影響を与えるのかを理解することに時間を費やして欲しい。
Q:ユーティリティアイアンを試打する時は、何に注目すべきだろうか?
A:ゴルファーは飛距離以外のほとんどに目を向けない傾向があると思うが、「(ローンチモニターの)細かい数字」や、「丸で囲まれた数字」にも注目すべきだろう。「飛距離」と「ボールスピード」などの数値を比べる際も、必ず「標準偏差(ローンチモニターのスクリーン上では、これらの数値は大きな数字の下に表示される)」をチェックすること。数字が小さいほど「安定性」に優れているが、これはコース上だと1~2ヤード飛距離が伸びることでもある。同様に(丸で囲まれた)バラつきも確認して欲しい。ユーティリティアイアンでは、「安定性」を過小評価してはいけないのだ。
全く同じユーティリティアイアンは存在しない
皆さんの中には、2番アイアンをセッティングに入れることを躊躇するゴルファーもいるだろう。また5番アイアンすら入れていないというゴルファーもいるかも知れない。理解して欲しいのは、ユーティリティアイアンの全てがヘッドスピードの速い、ローハンディキャップのゴルファーのためにデザインされているわけではないということ。確かに、ボールを低く抑えて操作しやすい弾道が出るようにデザインされたものもあるが、こうしたクラブはローハンディキャップのゴルファーにしかメリットがない。しかし、現在市場にある多くのユーティリティアイアンは、ボールを上げることに苦労しているゴルファーやロングゲームでより「易しさ」を求めるゴルファーのためにデザインされたものなのだ。
タイトリスト「U505」、ウィルソンのスタッフモデル、New Level「NLU-01」、テーラーメイド「DHY」、そしてスリクソン「ZX」のようなユーティリティアイアンは、ワイドソールで、モデルによってはロフトが寝たものとなっている。これらの組み合わせは、アベレージゴルファーが短いパー4でフェアウェイを狙ったり、パー5でツーオンを狙う時に役立つはずだ。
ベストを決めるテスト
Q:『Most Wanted』とは何なのか?
A:我々は『Most Wanted』をベストパフォーマンスクラブと位置付けている。「ストロークス・ゲインド」に基づき、テストモデルの中から最も高い割合でトップパフォーマンスグループに入ったクラブを指す。詳細は、テスト方法のページをチェックして欲しい。
Q:どのように『Most Wantedユーティリティアイアン』を決めるのか?
A:『Most Wantedユーティリティアイアン』を決定するにあたっては、フォーサイトの「GCクワッド」弾道計測機を使ってパフォーマンスデータを収集している。そして、総合ランキングを決めるためには、平均値だけを重視しているわけではない。幅広い技量のゴルフファー20人のテスターを集めた結果、我々は単なる平均値ではゴルフクラブの本当のパフォーマンスを表すことができないということを理解している。生データを共有しているものの、我々はテスター全体における「ストロークス・ゲインド」の統計的信頼性を考慮したランキング付けを実施している。
Q:「最も飛ぶ」ユーティリティアイアンはどのように決めるのか?
A:「最も飛ぶ」ユーティリティアイアンは、単に平均データを見るのではなく、テスター全体を通じた平均のトータル飛距離とそのデータの統計的信頼性を考慮して決める。
Q:「最もやさしい」ユーティリティアイアンはどのように決めるのか?
A:「最もやさしい」ユーティリティアイアンは、ショットのバラつき、方向性、正確性、そしてボール初速とキャリーの飛距離の平均標準偏差を含めた数値にフォーカスして決定している。
Q:どのようにテストモデルとなっているユーティリティアイアンを各テスターにフィットさせるのか?
A:テストでは「フィット・フロム・ストック」というフィッティングプロセスを活用する。使用するユーティリティアイアンは、カスタムフィットされた製品ではなく、メーカー在庫(ストック)にあるプロパー商品で、ロフト角は17度から19.5度までだ。このカテゴリーには多くないが、昨今は「アジャスタブル機能(調整機能)」が流行っている。「可変ウェイト」や「調整可能ホーゼル」が搭載されたクラブをテストするときは、それぞれのクラブが各テスターに可能な限り最適化するようにしている。弾道を改善できるように異なる標準シャフトが装着された複数のセットを送ってくれたメーカーがいたことも付け加えておく。
Q:見た目、打音、打感などの主観的なフィードバックはどれくらい順位に影響するのか?
A:全く反映されない。この順位はローンチモニターのデータと測定できるパフォーマンスの数値のみで決定される。
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