・アーコスより「Link Gen2」が発売された
・ショットトラッキング(追跡)機能などが改善
・価格は149.99ドル
先月、アーコスから「Gen3+」センサーが登場した。今日は「Link Gen2」の紹介だ。
初めて聞く人のために、アーコス「LINK(リンク)」とはベルト(ポケットまたはリストバンド)にクリップできる小型デバイスのことだ。実際には、クラブに搭載するセンサーと携帯の間で機能し、「Link」があればポケットに携帯を入れておく必要はない。
「Link」が出る前は、携帯をポケットに入れておかなければならなかったため煩わしいこともあった。特に女性のようにゴルフウェアにポケットがないひとは、これまで興味が持てなかったはずだ。
初代「Link」(右)/2世代目「Link Gen2」(左)
「LINK GEN2」と初代「LINK」との違い
2世代目の「Link Gen2」は、初代モデルからさほど変わっていない。機能や特にビジュアルの改良は微妙で、気付かないレベルだ。
とはいえ、「LinkGen2」はより洗練されたルックスになっているという。ロゴの配置やアクセントの細かい部分など見た目の違いはいくつかあるが、ベルトクリップがよりフィットするようになった以外はあまり多くの違いが見つからない。
当初もっと小型なデバイスを期待したのだが、小さ過ぎるのもまた問題が生じやすい。スリム化は良いアイディアだったと思うが、機能以前の問題として小さいほど失くしやすいのは確かだ。この値段を出すなら、大きい方が良いだろう。
ショットトラッキング(追跡機能)以外に、「Link」の最大の魅力はボタンを1回クリックするだけで正確な旗の位置をマークできること。これは、可能な限り正確な「ストロークス・ゲインド(パッティングとアプローチ)」データが欲しい人には重要な機能だ。
しかし、アーコスは「Link Gen2」に新たな機能を加えていない。
個人的にはショートパット(OKパット)機能が加わったらと期待していたのだが。このアプリではペナルティストロークを記録することができるが、リンク対応のティーショット機能を組み込むと、後でアプリ内の作業が減りより正確なデータを得ることができる。
初代/2世代目「Link Gen2」デバイス
アーコス「LINK GEN2」 アップデートと改善
ご想像のとおり、「LinkGen2」最大のアップグレードは内部にある。最も重要な改善点は、「高性能マイク」の改良だ。一見魅力を感じる機能ではないが、とても重要だ。
携帯でも「Link」でも、アーコスが提供するものは結局のところリスニングデバイスなのだ。センサーがアーコスシステムにどのクラブを使用したか知らせる間、衝撃を検知している。マイクが改善されれば「ショットトラッキング(追跡機能)」も進化するはずだ。
ゴア保護ベント
「Link Gen2」のもう1つの改善点は、「ゴア保護ベント」が加わったこと。ゴルフコースで遭遇する汚れや湿気などがデバイスに侵入して電子機器を腐食するのを防ぐことを目的とした保護機能。
リモートプログラミング
最後に、「Link Gen2」はリモートプログラミング機能を拡大した。つまり、先月のように同社がトラッキングモデルをアップデートすると、新しいデバイスでも使えるようになる。初代デバイスでは不可能だったことを考えると、これが最大の改良かもしれない。
また、「Gen3 +」センサーと同じく、「Link Gen2」にも環境に優しいパッケージが使用されている。
価格
アーコス「Link Gen2」の価格は、149.99ドル。
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