すべてはあなたのゴルフのために
『Most Wantedテスト』の記事を読んでいくと、毎回、このフレーズを目にするはずだ。なぜか？それは、この言葉こそ我々の“DNA”だからだ。
我々の使命はシンプル。世界中のゴルファーに情報発信し、その人に合うベストな商品を提供することにある。
数々のショットからデータを導き出しているのは、ここバージニア州ヨークタウン。我々はこの場所で、一人ひとりの読者のためにゴルフ業界に変革を起こしているのだ。
『Most Wantedテスト』
2021年は、11回におよぶ『Most Wantedテスト』で12万2,988ものショットデータが収集された。考えてみて欲しい…12万2,988ショットだ。
そして2022年、『Most Wantedテスト』は約4分の3が終了。各テストは、我々のテスターの努力なしでは成り立たない。彼らなくして、『Most Wanted』のは存在しない。
『Most Wantedドライバー』では、35名のテスターが時間を割いて参加した。他の『Most Wantedテスト』10種では、20人がテストを既に終えており、各テストにおけるショット数は異なる。
今年は、前回の『Most Wanted』優勝クラブ（市場ではまだ話題の商品である場合）に加え、“最新のクラブのみ”をテストするように努めた。そのため、テストするクラブ自体が少なくなり合計ショット数が減ることもあるが、我々のテストショット数は飛び抜けて多いことに変わりはない。
吊るし
昨今、オンラインショッピングが多くなっている。これはゴルフ業界にも言えることだ。『Most Wantedテスト』がスタートした当初は、消費者の大多数が陳列されているクラブを購入していた。そのため、全ての『Most Wantedテスト』は、各メーカーの「吊るし」の製品を使用していたのだ。「吊るし」は在庫品とイコールだ。
『Most Wantedドライバーテスト』では、どのメーカーも純正シャフトを提供してくれている。ラインナップが多いメーカーもあれば、限られたラインナップのメーカーもある。
一方、『Most Wantedアイアンテスト』では、メーカーは彼らの最も一般的な純正シャフトか、ゴルファーの最多層にフィットすると彼らが思うスペックを届けてくれている。
結局のところ、我々は、あらゆるレベルのゴルファーに情報を伝えるべく努めている。既製品をテストすることは、幅広いゴルファーにアプローチするための最善策なのだ。
肝心なこと
まずデータ、次にデータ、そしてデータ。我々は何を基礎に『Most Wantedテスト』を実施しているのだろうか？MyGolfSpyには、変数を除いたデータを収集し、世界一広範なゴルフレビューをお届けするための３つの重要な“要”がある。
フォーサイト「GCクワッド」
フォーサイト「GCクワッド」は、『Most Wantedテスト』中に各ショットから18～20のデータを集めることが可能だ。「クラブマーカー」を通じて、ボールとクラブヘッド両方のデータを取得することができる。テストセッションが終了すると、データがエクスポートされ我々のデータベースに移行される（内容は言えない）。
広範に及ぶテストを通じて、フォーサイト「GCクワッド」が、特にそのカメラをベースにした機能による最も信頼できる弾道測定器であることが分かった。全てのテストはバージニア州ヨークタウンにある我々の施設で実施しているので、ハンプトンロードにお住まいかお越しの際は、是非、寄って欲しい。
タイトリスト「Pro V1」
フォーサイト「GCクワッド」に加え、全ショットでタイトリスト「Pro V1」が使用されている。我々は、「Pro V1」が、数えきれないほどのボールテストを通じて、市場で最も安定した「ベストゴルフボール」であると判断。
「Pro V1」は、どのようなテストにおいても、我々の主要目的の一つであるショットの異常値を最小限に抑えることに役立つ。またテスト中、傷や打った跡、その他の変形がある「Pro V1」は除外するようにしている。
「インドアゴルフショップ」
先述したように、ゴルフ用品テストは我々の“DNA”であり、それはゴルフクラブやゴルフボール、またソフトグッズだけとも限らない。「インドアゴルフショップ」から「SIGPRO Premium Golf Simulator Impact Screen」をテストするように求められたのは2021年夏のことだった。「印象的」という言葉だけでは物足りない。
「SIGPRO Premium」は、音とボールの跳ね返りを低減する他、耐久性にも優れているということが分かった。我々にとっても耐久性は大きなメリット。
同じ「SIGPRO Premium Screen」を使って一年経とうとしているが、特に『Most Wantedテスト』で何発もショットしたことを考えると、その耐久性の高さは証明されていると言える。
フィッティングを受けよう
既製品のゴルフクラブは、確かにゴルファーの大多数に対応している。『Most Wantedテスト』を通じ、我々は既製品クラブのトップを決めている。
しかし、このことで、みなさんが次にゴルフ用品を購入する際にフィッティングを受けることを疑ったり妨げたりしているわけではない。ゴルファーによって、打ち方は異なるし、あなたに合うシャフトがあなたの友達に合うというわけではない。
自分の傾向を見つけ、自分のゴルフにベストマッチするクラブヘッドとシャフトを見つけて欲しい。
セルフプロデュース
ある人は、キャディーバッグの中のクラブが同じブランドになっているだろう。ある人は、ブランドのごった煮になっているかも知れない。それが合っているなら、そのまま使えば良い。しかし、ブランドに対する忠誠心が、良いクラブを見逃す要因にならないようにして欲しい。
あなた自身がブランドなのだから。
MyGolfSpyは、プレーヤー、つまりあなたに力をもたらすために存在する。ゴルフ業界はクラブメーカー不足というわけではない。我々は、みなさんのクラブ購入をサポートし、ベストな道具を手にするために存在しているのだ。
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