アディダスファンに朗報!
人気を博したスパイクゴルフシューズ「ZG21」の発売から2年、アディダスゴルフは完全にデザインを一新し「ZG23」を発売する。
これまでにないレベルの「トラクション(グリップ力)」、「安定性」、「快適性」が得られるという自信作。「スリーストライプス」のプライドをかけた2年間の集大成がここにつまっている。
スペック
・メンズ、レディース向け紐タイプ、メンズ・レディース向けBOAモデル、ジュニアゴルファー向け紐タイプなど全5モデルがラインナップ
・発売日は、23年3月3日
・価格は、「レース(紐タイプ)」モデルが 200ドル、「BOA」モデルが220ドル(アメリカ)
※日本での価格
・「ZG23」紐タイプ ¥22,000(税込)
・「ZG23」BOAモデル ¥24,000(税込)
・「W ZG23」紐タイプ ¥22,000(税込)
・「W ZG23」BOAモデル ¥24,000(税込)
何が新しい?
「ZG21」が2020年『スパイクゴルフシューズランキング』で素晴らしい評価を受けたことで、「ZG23」も実績のある前作(「ZG21」)を引き継いでいると考えるのは当然のこと。
しかし、そうではない。
なぜ、前作から2年もかけてフルモデルチェンジしたのか?「ZG23」はアッパーとミッドソールのデザインが完全に一新されている。では、前作との違いと新たに採用されたテクノロジーを見てみよう。
ライトストライク・プロ
「ZG23」を見て最初に気付くのは、「ZG21」の補助的クッション(衝撃吸収)として採用されていた『ブーストフォーム』がないこと。その代わり、アディダスは新たな『Lightstrike Pro(ライトストライク・プロ)』を採用している。
聞き覚えがある?そう、『Lightstrike(ライトストライク)』高反発フォームは、「ZG21」の外側のミッドソールに採用されていたもので、「ZG23」にも同様に採用している。
今回新たに採用した『ライトストライク・プロ』のフォーム素材はより柔らかく、クッション性が高い、一方の『ライトストライク』はより硬く、反応性があり、安定性が高いとしている。
分かりやすく説明すると、 快適な履き心地の『ライトストライク・プロ』をフルレングスに搭載し、その周りを『ライトストライク』で覆うことで、より必要な部分の「安定性」を保ちながら、瞬間に踏み込んだ時の「快適さ」が得られるシューズを作り出しているのだ。
もっと簡単に言えば、中央が柔らかく、外側が安定しているということだ。
ウルトラライト・スタビリティー・フィン
「ZG21」にも採用された『ウルトラライト・スタビリティー・フィン』も今回再設計され、あらゆるヘッドスピードのゴルファーによりパーフェクトな「安定性」を提供する。
この「3D フィン」がアッパーを包み込むことで、スイング時に大きく負荷がかかる足の内側、外側の両側面で安定性を高めている。これはスイング中の体重移動で安定した状態を維持させることが目的。
Dトラクション(グリップ力)
「ZG23」のスパイククリート(鋲)は「ZG21」と同じく6個搭載されているが、強いグリップ力を持つラグ(突起)がソールの広範囲に配置され、地面との摩擦力を高めることで滑りにくさを実現している。また、これらのラグの適切な配置や間隔、高さは緻密に計算されている。
その他知っておくべきこと
・「ZG21」と同様、独自の『スプリントスキン』を「ZG23」のアッパーに採用。この防水素材は、4層の素材とポリウレタンフィルムで構成されており、軽量で耐久性がある。
・2つのBOAモデルは、BOAの『Li2ダイヤル』と、最高のフィット感を実現する『トライラップクロージャー』構造が特徴。
アディダス「ZG23」ゴルフシューズの今後
今年(2023年)の『Most Wantedテスト』まですべての詳細はわからないが、アディダスが「ZG21」の後継モデルに全力を注いできたことは間違いない。
「ZG23」は、性能を犠牲にすることなく軽量化を実現している。大袈裟な宣伝に聞こえるかもしれないが、一新されたデザインを見ると決して嘘とは思えない。
アディダス「ZG23」ゴルフシューズは、23年3月3日に発売。2023年の『ベストスパイクゴルフシューズ』を決定する『Most Wantedテスト(ランキング)』にも乞うご期待。
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