キャロウェイ「パラダイム(PARADYM)ナイトモード」ドライバーのローンチは、我々が「特別/限定版発売」のリリース第2期に突入しているという明確なメッセージだ。
この2週間で、テーラーメイドが「P790」と「ステルス」アイアンのブラックバージョンをリリース。そして今日、キャロウェイが「ナイトモード」と名付けた限定版「パラダイム(PARADYM)」ドライバーを発表した。
「ナイトモード」。夜は暗い。ドライバーは黒いってことで、「ナイトモード」という響きの方が「ブラック(黒)」よりもずっとイケてる感じはする。
キャロウェイ「パラダイム(PARADYM)ナイトモード」ドライバーは2モデルある。スタンダードの「パラダイム」と、低スピンで上級者向けの「パラダイム◆◆◆(トリプルダイヤモンド)」だ。そして他の「特別/限定版」リリース同様、初代版との違いは見た目だけだ。
キャロウェイ「パラダイム(PARADYM)ナイトモード」ドライバー
「特別/限定版」の「パラダイム」はこれで2度目の登場だ。3月下旬には緑と黄色をテーマにした「パラダイム」がリリースされた。
「パラダイムナイトモード」が、間も無く開幕する全米オープンに関係しているかは分からない。
現時点で分かっていることは、キャロウェイが限定版の「パラダイム」と「パラダイム◆◆◆(トリプルダイヤモンド)」ドライバーを完全な「ナイトモード」でローンチしたということ。
お伝えしたように、ドライバーヘッドは、コスメ以外に変わったところがない。キャロウェイはヘッドが「滑らかで暗くなっている」と強調しているけど、黒って締まって見えるでしょーよ。
今回はシャフトとヘッドカバーも完全に「ナイトモード」になっている。キャロウェイ「パラダイムナイトモード」のシャフトは「HZRDUS Silver(ハザーダス・シルバー)」(50g、R)と「HZRDUS Black(ハザーダス・ブラック)」(60g、S)が、キャロウェイ曰くカスタム「ナイトモード」のデザインが採用されているのだ。
まぁ、とにかく黒いってことね。
また「ナイトモード」の「パラダイム◆◆◆(トリプルダイヤモンド)」は重めの「HZRDUS Black(ハザーダス・ブラック)」(69g、SとX)が装着されており、こちらも「ナイトモード」仕様のコスメが施されている。
つまり、これも「黒い」ってことね。
コスメ以外はクリソツ
ここまでで分かりきったことだが、通常の「パラダイム」ドライバーと限定の「パラダイムナイトモード」ドライバーの違いは、純粋にコスメだけだ。
テクノロジーの実態を知りたければ、スタンダードの「パラダイム」と「パラダイム◆◆◆(トリプルダイヤモンド)」の各ドライバーで以前に深掘りしたでしょ。
でも要約しておくなら、キャロウェイの新しい「パラダイム」には、チタン不採用の『360°カーボンシャーシ』を採用しているので44%の軽量化に成功している。これだけのカーボンがあるってことで、キャロウェイのクラブデザイナーはさらなる余剰重量を獲得できたってわけだ。
スタンダードの「パラダイム」ドライバーには、15gの『アジャスタブル・ペリメーターウエイト』が採用されているから、幅広いゴルファーに対応可能。
一方、「パラダイム◆◆◆(トリプルダイヤモンド)」ドライバーは、より小ぶりでキャロウェイのラインナップの中では、一番低スピンの「パラダイム」と考えられている。重めのウエイトを前方か後方に配置することで、低スピン/低打ち出し、高スピン/高打ち出しを可能にする交換可能なソールウエイトを搭載していることも特徴だ。
スペック・価格・発売時期
新しいキャロウェイ「パラダイムナイトモード」とその仲間のキャロウェイ「パラダイム◆◆◆ナイトモード」ドライバーは、右打ちと左打ちがラインナップ。ロフト角は9度か10.5度で装着シャフトは上記でお伝えした通りだ。
価格は699ドルで発売は6月14日。
日本での価格は¥107,800(税込)、発売日は23年6月23日予定となっている。
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