ユーティリティ(ハイブリッド)は、セッティングに入れると“ゲームチェンジャー”になり得るクラブだ。ユーティリティの購入を検討しているならば、まずはこの2024年『ユーティリティランキング』をチェックして見ると良いだろう。
2024年『ユーティリティテスト』は、最も注目されているモデルたちを徹底分析。大手ブランドから小規模ブランドまで23モデルのユーティリティを取り上げている。
今回は合計140時間以上を費やし、皆さんのような熱心なゴルファー20名のテスターからデータを集め分析。「正確性」、「飛距離」、「寛容性」の指標を考慮し、最も優れたユーティリティを決定した。
新しいクラブを購入する際、またフィッティング前の追加情報を求めている方にも、このテスト結果は役立つものとなるはずだ。
では2024年ベストユーティリティを紹介しよう。
ベストユーティリティ「総合」
皆さんのスキルはともかく、セッティングに加えると便利なのがユーティリティだ。ロングアイアンとは対照的に打ち出しが最適化できるものもあれば、フェアウェイウッドとロングアイアンの番手間ギャップを理想的にできるものもある。
結局のところ、ユーティリティはユーザー目線のロングアイアンの代替品ということ。そして優れたユーティリティは、「正確性」、「飛距離」、そして「寛容性」の3つのバランスが取れたものとなっている。いつものようにテスターの主観的なフィードバックを載せているが、これはランキングには反映されない。新しいゴルフクラブを買う際には、常に私見よりもパフォーマンスを優先すべき。我々の10年以上に及ぶ『ゴルフクラブテスト』の実績が物語るように一般的な感想意見が現実と合致するとは限らないと自信を持って言えるからだ。以下でベストユーティリティ「総合」をお届けする。
2024年ベストユーティリティ「総合」TOP3
「総合」1位 /「正確性」1位:PING「G430」
ポイント
PING「G430」は2年連続でベストユーティリティに輝いた。正直、PINGがこのモデル以外のユーティリティを出すべきなのかを疑問に思うほど、このモデルはパフォーマンスに優れている。このモデルに勝るものなどあるのだろうか…。最も「正確性」に優れ、「飛距離」と「寛容性」でも秀でたパフォーマンスを発揮している。あらゆる面で、このユーティリティは試す価値あるモデルと言える。
おすすめ層
✅優れたユーティリティが欲しい人:PINGはユーティリティのみならず、優れたゴルフクラブを生み出し続けている。ユーティリティアイアン、フェアウェイウッド、そしてドライバーのどれであっても、PINGのクラブは「一貫性」と「信頼性」をもたらしている。PING「G430」ユーティリティは、彼らの優れた製造技術のさらなる典型例。このモデルは、「正確性」、「飛距離」、「寛容性」と三拍子揃っており、調整機能もあるので、ゴルファーはさらにパフォーマンスを最適化することも可能だ。最も優れたユーティリティを望むなら、迷わずPING「G430」ユーティリティを選択すべきだ。
不向きな人
❌主観的魅力を重視する人:性能はさて置き、主観的魅力(見た目、打感、打音)の面でPINGのクラブを好まない人がいる。我々は常に性能を重視すべきと伝えているが、主観的魅力に魅かれる気持ちは理解できる。だが、このモデルが2年連続トップに輝いているという紛れもない事実。さて、皆さんはそれをどう捉えるか…。
テスターの主観的フィードバック
・「一貫して、簡単、飛距離もコントロールできる」
・「ベストなユーティリティの1本。ミスしても許容範囲内で普通の当たりも安定している。バラツキもソリッドで調整も可能だ」
・「他モデルよりもかなり真っ直ぐ飛ぶし安定している。良いね」
専門家の見立て
PING「G430」は、2年連続でその「一貫性」を見せつけている。23モデル中の「正確性」1位というだけでなく「飛距離」、「寛容性」に秀でたこのモデルが、いかに完成されているかを証明している。PINGの優れたところは、PING「G430」ユーティリティに、幅広いゴルファーにメリットをもたらす調整機能を採用したこと。さらに、PINGはかなりの純正シャフトもラインナップしている。PINGは常にゴルファーファーストであり、フィッティングにも力を入れている。こうした2つのフィッティング要素を活用し、よりあなたに最適なユーティリティを見つけて欲しい。
「総合」2位 /「正確性」2位 /「飛距離」2位:テーラーメイド「Qi10」
ポイント
テーラーメイドのユーティリティが「飛距離」に秀でていることは、以前から知られている。これまでも「飛距離」でトップに輝いたこともあり、今回もその飛距離性能は「Qi10」ユーティリティにも引き継がれている。だが今回はそれだけでなく、「正確性」にも優れている。2024年『Most Wantedユーティリティテスト』で総合2位になったのは、この「飛距離」と「正確性」のコンビネーションによるもの。またテーラーメイド「Qi10」は、主観的フィードバックでも最も評価が高かったユーティリティの一つとなっている。
おすすめ層
✅「飛距離」が欲しい人:ほとんどのユーティリティはロングアイアンより格段に「飛距離」が伸びる。これは、より安定して打ちやすいように設計されていることが要因。テーラーメイド「Qi10」は、今年のテストで「飛距離」において2番目に優れたユーティリティとなっている。容易に「飛距離」を出せるということだ。
✅「正確性」を好む人:「飛距離」を考慮しだすと、「正確性」におかしな影響を及ぼす可能性がある。これは他のカテゴリーのテストでも見られることだ。とはいえ、「正確性」と「飛距離」の融合でハイパフォーマンスを発揮するクラブもある。「正確性」と「飛距離」で共に2位のテーラーメイド「Qi10」は、まさにそんなユーティリティだ。3番あるいは4番アイアンの代わりに安定したパフォーマンスを発揮するクラブを探しているなら、テーラーメイド「Qi10」は検討に値するユーティリティだろう。
不向きな人
❌「寛容性」を重視している人:我々の「寛容性」における評価は、同じようなショットをどの程度実現するかということ。これに「フォーサイト」を活用すると、全ショットでゴルフボール指標のいくつかのキャプチャができ、「ボール初速」、「飛距離」、「スピン量」、「バラツキの範囲」という4つの指標が構成可能。テーラーメイド「Qi10」は飛んで正確だが、この4つの指標のパフォーマンスでは平均をわずかに下回る結果となっている。ユーティリティだけでなくテーラーメイドのクラブは「寛容性」に定評がないのは知られているが、その点テスターの意見もさまざまなことから、まだゴルフを始めたばかりのゴルファーは、必ずフィッティングを受けるべきだろう。
テスターの主観的フィードバック
・「他のユーティリティよりスイング全体が安定するので、より自信を持つことができた。芯に当たると秀逸。すごく興味が湧くクラブだ」
・「他のユーティリティに比べて打つのが簡単。一方でスライスのバラツキが大きい」
・「このユーティリティは非常に安定している。自分のグループでは2番目に飛んだと思う」
・「ソリッドなユーティリティだが、調整機能が欲しかった」
専門家の見立て
テーラーメイドは、優れた「飛距離」を実現するユーティリティを提供し続けているが、「Qi10」は彼らの実績をさらに証明してくれるギアとなっている。「正確性」と「飛距離」で2位というこの2項目での実力を兼ね備えたモデルを見逃すことはできないだろう。「一貫性 (寛容性)」 に難はあるが、「Qi10」は優れたユーティリティの一つと言える。
「総合」3位:コブラ「KING TEC(キングテック)」
ポイント
コブラ「KING TEC」は、「正確性」、「飛距離」、「寛容性」でトップ10入りを果たし、総合3位にランクイン。中でも「正確性」で高いパフォーマンスを発揮している。このモデルの最大の特徴の一つは、他モデルとは一線を画す調整機能だろう。±1.5度の調整が可能なロフト角調整機能の他、それぞれ異なる重さの3つの調整可能なソールウエイト。こうした機能により、他のユーティリティよりもパフォーマンスを最適化できる。また、ブレードが短く、オフセットが少ない。トウとクラウンが微妙に丸みを帯びており、フェースとトウの曲率が再設計されアドレス時にクラブがよりスクエアに見える。上級者が喜びそうなより滑らかな洗練されたルックスにも定評がある。
おすすめ層
✅オールラウンドなパフォーマンスを求める人:コブラ「KING TEC」は総合力に優れたユーティリティの一つだ。いずれかのスコア指標でベストになっているわけではないが、「正確性」、「飛距離」、そして「寛容性」でトップ10に入っていることから「一貫性」に優れていることが分かる。
✅アジャスタブル(調整)機能が好きな人:驚くべきことに、アジャスタブル(調整)機能がないユーティリティは今でも存在する。このテストでも分かるように、ユーティリティが優れたパフォーマンスを発揮する上で調整機能は不要だが、十人十色のゴルファーにマッチさせるには、このアジャスタブル機能は役に立つ。コブラ「KING TEC」は『可変スリーブ』により様々な調整が可能。さらに、『可変式ウエイト』も3つ備えている。
不向きな人
❌予算がある人:コブラ「KING TEC」は299.99ドルで、多くの新しいユーティリティと同様だ。このユーティリティの発売は2023年。低価格のユーティリティを探しているなら他を見つけた方が良いだろう。
テスターの主観的フィードバック
・「全体的にとっても良い。マットでダークな仕上げも好きだ」
・「他のユーティリティよりも形状が大きいが、他モデルのようにFWっぽさはない」
・「『打感』が素晴らしくパフォーマンスもソリッド。アジャスタブル機能も良いね」
専門家の見立て
コブラ「KING TEC」ユーティリティは、大抵のゴルファーが検討すべきユーティリティの一つで、PING「G430」と同様に、オールラウンドなパフォーマンスと信頼性をもたらす。「正確性」、「飛距離」、「寛容性」でトップ10に入るなど様々なスキルレベルのゴルファーに対応。また、『アジャスタブルホーゼル(ロフト角・ライ角を調整できる可変スリーブ)』と『可変式ウエイト』により、ユーティリティの選択肢としてさらに魅力的になっている。とにかく試してみて欲しい。
ベストユーティリティ:「正確性」
ユーティリティにおいても最も重要なのは「正確性」だ。ほとんどのゴルファーにとって、ユーティリティはロングアイアンよりも安定して打ちやすいはず。しかし中には、安定した「正確性」を実現できないユーティリティもある。特にユーティリティでグリーンを狙う場合、一貫して「正確性」を提供するモデルであれば、それはゲームチェンジャーになる可能性があるだろう。
では「正確性」でベストなユーティリティを紹介する。
ベストユーティリティ「正確性」TOP3
ベストユーティリティ:「飛距離」
皆さんの注目はやはり「飛距離」だろう。ユーティリティは「飛距離」が出るが、これは従来のロングアイアンよりも安定した「飛距離」が出せると考えて欲しい。ユーティリティは単純に打ちやすく、高く打ち出せるようになっている。また、アジャスタブル機能があれば、「飛距離」と打ち出し条件を調整することも可能だ。
以下は「飛距離」でベストなユーティリティだ。
ベストユーティリティ「飛距離」TOP3
「飛距離」1位:キャロウェイ「パラダイム Ai Smoke」
ポイント
キャロウェイ「パラダイム Ai Smoke」は今年のテストで一番飛んだユーティリティだ。ユーティリティは、飛びを意識してデザインされているが、中でも「パラダイム Ai Smoke」は際立った存在になっている。セッティングの中でロングアイアンを換えるなら、飛距離アップが最優先事項のはず。「飛距離」のみを考慮するならで、キャロウェイ「パラダイム Ai Smoke」は間違いなく試すべきだろう。
おすすめ層
✅何よりも「飛距離」が欲しい人:ユーティリティは「飛距離」という点で、大抵のゴルファーにとってメリットがある。多くのゴルファーが、ロングアイアンの代わりにユーティリティをセッティングに入れているが、その理由は、ユーティリティに「飛距離」と「使いやすさ」という2つのパフォーマンスの向上を期待するからだ。その点、キャロウェイ「パラダイム Ai Smoke」はアジャスタブル(調整)機能を搭載しているので、「使いやすさ」を向上させることができる。また、今年のテストで「飛距離」1位を獲得。「飛距離」が欲しい人ゴルファーは、キャロウェイ「パラダイム Ai Smoke」を検討すべきだ!
✅口コミを信頼している人:キャロウェイのクラブは非常に人気がある。アメリカでは特にだが、SNS上の存在感を見てみれば分かるだろう。キャロウェイはそこで強い影響力を持っているだけでなく、テスターたちの主観的なフィードバックにおいても、この「パラダイム Ai Smoke」ユーティリティを高く評価している。これらの結果は、順位に反映されることはないが、ゴルファーがどのゴルフクラブを好むのか示してくれている。
不向きな人
❌「寛容性」重視の人:キャロウェイ「パラダイム Ai Smoke」は「飛距離」におけるベストユーティリティだ。しかし「寛容性」22位と、ほぼ最下位という結果が物語るように、「寛容性」と「一貫性」には欠けている。ユーティリティの「飛距離」は魅力的だが、一方で想定できる結果が出ない場合、面倒なことになる可能性もある。
テスターの主観的フィードバック
・「フェースの反発が爆発的でフィーリングも敏感に感じられる」
・「このユーティリティの長さは自分の身長にマッチしているが、そうとは言えないユーティリティもある。総重量も良く『打感』も素晴らしい」
・「間違いなく飛ぶし、主観的な部分も魅力的」
専門家の見立て
主観的部分において、キャロウェイ「パラダイム Ai Smoke」は最も「打感」の良いユーティリティの一つだ。またテスターたちは、最も「購入の可能性」が高いユーティリティと評価しており、このモデルがいかに魅力的であるかを示している。それに加えて、このモデルは他モデルよりも抜群の「飛距離」ももたらす。ただし注意も必要だ。最適なパフォーマンスを実現するために、アジャスタブル(調整)機能は活用して欲しい。
ベストユーティリティ:「寛容性」
ゴルフ業界において、「寛容性」は漠然とした言葉だ。馴染みはあるが定義されることはほぼない。もしあなたが、安定したパフォーマンスを発揮するユーティリティが欲しいか?と聞かれたら、その答えは当然“イエス”だろう。すべてのショットが毎回同じような結果になるクラブを望んでいるはずだからだ。「ボール初速」の差は小さく、「キャリー」の差は最小限か?「バラツキ」の範囲は小さいか?「スピン量」は安定しているか?など、我々の各ユーティリティテストでは、「寛容性」に関するこれらの項目を数値で分析している。
では「寛容性」におけるベストユーティリティを紹介する。
ベストユーティリティ「寛容性」TOP3
「寛容性」1位:PXG「0311 BLACK OPS」
ポイント
PXG「0311 BLACK OPS」は、2024年の「寛容性」におけるベストユーティリティだ。このモデルの特徴は、スクエアフェース設計と平らなソール形状。これにより易しさが大幅にアップする。さらに高精度ウェイティングシステムにより、ソールには軽いウエイト2つと重いウエイト1つが搭載されている。この3つのウエイト(トウウエイト・ヒールウエイト・バックウエイト)は調整可能となっており、それぞれが求めるスピンとバイアスに合わせることができる。あなたが最も「寛容性」を重視するなら、このモデルを試打リストに加えると良いだろう。
おすすめ層
✅「寛容性」を求める人:「寛容性」と「一貫性」は密接に関係している。我々は、どの程度ゴルフクラブが「同じようなショットを何度も生み出せるか?」を「寛容性」の評価としている。この採点分野において、PXG「0311 BLACK OPS」は「一貫性」のある「ボール初速」、「キャリー」、「バックスピン量」、「バラツキ」をもたらすことに秀でているのだ。
不向きな人
❌「飛距離」と「正確性」を重要視している人:PXG「0311 BLACK OPS」は、「寛容性」においてベストユーティリティではあるが、総合的な「飛距離」と「正確性」に欠けている。こうした採点指標ではそれぞれ平均以下なのだ。注意して欲しいのは、「バラツキ」が小さければ「正確性」が良いとは限らないということ。これは、PXGの「寛容性」スコアに対する「正確性」スコアでも言える。
テスターの主観的フィードバック
・「できれば別のシャフトを挿したいけど、これまで打った中ではベストユーティリティの一つだね」
・「『飛距離』が安定していて信頼感もある。アジャスタブル(調整)機能も気に入った」
・「ヘッド形状と外観が『ツアー』っぽい」
専門家の見立て
PXGは「寛容性」で高評価を受け続けている。安定した「飛距離」と信頼性の高いショットを実現するユーティリティをデザインすることは簡単ではないが、PXG「0311 BLACK OPS」でこのような結果になるということが分かれば安心できるし、大抵のゴルファーが自信を持てるだろう。また、「0311 BLACK OPS」のアジャスタブル機能を活用して欲しい。そうすることで、我々のテストではこのモデルの弱点になっていたが、さらに最適な「正確性」と「飛距離」が実現できるはずだ。
「寛容性」2位:ミズノ「ST-MAX 230」
ポイント
ミズノ「ST-MAX 230」は、易しいユーティリティとして売り出し中だが、今回「寛容性」2位と、そのマーケティングに応えている。この「寛容性」と「正確性」8位と上位につけたことから、総合5位にランクイン。「一貫性」と「信頼性」のあるユーティリティを探しているなら、「ST-MAX 230」をチェックする価値はあるだろう。
おすすめ層
✅「寛容性」を求めている人:ミズノの「ST」ユーティリティ史上最も“スイートエリア”が大きくなっている「ST-MAX 230」は、「寛容性」を向上させるためにわずかに大型化している他、シャロー形状になっている。また、アドレスでよりスクエアに構えることができるため、見た目の違和感なく打つことができる。その点を苦手としていたゴルファーにとってはもってこいのモデルと言える。
✅「正確性」を望む人:ユーティリティにおける「正確性」は非常に大切だ。大抵のゴルファーは、グリーンを狙うショットや正確にボールを運ぶためにユーティリティを使用している。ミズノ「ST-MAX 230」は、「正確性」8位にランクインしており、ショットに「正確性」があるだけでなく、同じようなショットが打てる実力があることが分かる。
不向きな人
❌「飛距離」重視の人:ユーティリティは、特にロングアイアンの代わりとしてかなりの飛びが期待されるものだが、ミズノ「ST-MAX 230」は「キャリー」と「トータル飛距離」で下位にランクされている。
テスターの主観的フィードバック
・「『見た目』、ボールの弾道が気に入っているし、安定性がある」
・「ミズノらしく、外観と形状が素晴らしい」
・「『見た目』は好きだけど『打感』と『打音』がよろしくない」
専門家の見立て
ミズノ「ST-Max 230」は、確かな「寛容性」パフォーマンスと「正確性」トップ10によりベスト5に割って入った。これはミズノにとって待ち望んでいたこと。メタルウッドテストとユーティリティテストにおけるミズノのパフォーマンスは、アイアンテストでの評価に則していなかったが、これは新しい時代の幕開けとも言える。そのうち分かるだろう。また我々のテスターは、ミズノ「ST-MAX 230」を最も「見た目」の良いユーティリティの一つとしてランク付けしている他、誰もが望む「ベストバリュー」賞も受賞している。
ユーティリティの選び方
このテストの目的は、ゴルファーがクラブの性能を知った上でクラブを購入できるよう手助けをすることだ。テスターたちの打ってみた感想も大切だが、優先すべきは常にパフォーマンスだ。だが、新しいアイアンを購入する際、パフォーマンス以外にも考慮すべきことがある。
2024年ベストユーティリティ 採点方法
2024年「ユーティリティ」- 総合順位
モデル名 | 総合 | 正確性 | 飛距離 | 寛容性 |
---|---|---|---|---|
PING G430 | 1位 | 1位 | 4位 | 4位 |
TaylorMade Qi10 | 2位 | 2位 | 2位 | 15位 |
COBRA KING TEC | 3位 | 5位 | 8位 | 10位 |
Wilson Dynapower | 4位 | 4位 | 9位 | 11位 |
Mizuno ST-Max 230 | 5位 | 8位 | 18位 | 2位 |
TaylorMade Qi10 Tour | 6位 | 3位 | 12位 | 14位 |
Titleist TSR3 | 7位 | 6位 | 14位 | 9位 |
Tommy Armour 845+ | 8位 | 10位 | 22位 | 3位 |
Cleveland Halo XL | 9位 | 7位 | 3位 | 18位 |
Tour Edge Exotics C723 | 10位 | 13位 | 13位 | 7位 |
PXG 0311 Black Ops | 11位 | 16位 | 20位 | 1位 |
Titleist TSR2 | 12位 | 12位 | 7位 | 12位 |
Callaway Paradym Ai Smoke | 13位 | 11位 | 1位 | 22位 |
Srixon ZX Mk II | 14位 | 9位 | 11位 | 21位 |
Mizuno ST-Z 230 | 15位 | 14位 | 10位 | 16位 |
TaylorMade Qi10 Max | 16位 | 15位 | 21位 | 13位 |
COBRA Air-X | 17位 | 20位 | 19位 | 5位 |
Titleist TSR1 | 18位 | 21位 | 17位 | 6位 |
Tour Edge Exotics E723 | 19位 | 23位 | 16位 | 8位 |
COBRA Darkspeed | 20位 | 19位 | 5位 | 20位 |
Cleveland Halo XL Hy-Wood | 21位 | 18位 | 15位 | 19位 |
COBRA Darkspeed One Length | 22位 | 17位 | 23位 | 17位 |
XXIO 13 | 23位 | 22位 | 6位 | 23位 |
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