ピンの新作:パッティングラボデザイン 3(PLD3)
ピン本社にあるパターラボから、PLDラインの最新作PLD 3のマレットパターがリリースされる。パターに詳しい人であれば、ピンのツアープロであるコーリー・コナーズがバルスパーオープンで、このパターをバッグに入れていたのを覚えているだろう。
今日から一般のゴルファーもPLD 3がショップで手に入れることができる。
PLD 3は、ピンのパッティング・ラボ・デザインラインからの3番目のリリースである。少し説明すると、PLD 1はオンライン上でカスタムデザインができるAnserで、PLD 2はリアルツリーのカモフラージュ柄仕上げが特徴のKetchであった。どちらも常識を超えるユニークな限定パターだった。
ピンは、PLD 3も奇抜なデザインで仕上げてきた。
ブロートーチによるカッパー仕上げのソールプレート
「ピンが造るすべてのPLD 3のソールプレートは、PLDラインの特徴であるオリジナリティにあふれ、まるで芸術作品のようである。ブロートーチ(火炎噴射器)を使い、ソールプレートを何段階かの加熱と冷却のプロセスにかけることで、自然で鮮やかな色彩と艶を出すことに成功した。」(ピン社 社長ジョン・ソルハイム氏)
カモフラージュ柄のPLD 2と同様に、PLD 3の特徴は「仕上げ」にある。ブロートーチ加工をソールに施し、独特な色彩と艶を作り上げた。
ブロートーチ仕上げは、すでに多くの小規模メーカーが取り上げてきたが、大手のメーカーが継続的に採用するのは初めてのことだ。
特筆すべきは、単純なブロートーチ加工のスチールパターではなく、カッパー(銅)製であることだ。
PLD 3 パターのスペック
・ブロートーチ加工された、C14500銅合金精密ミルドソールプレート
・100%ピン社にて、精密圧延加工されたT6 6061アルミニウム
・シャフト長は28~38インチ、ロフトは3度(+2度)、ライ角20度(+4度)
・ややアーチ型のストロークタイプのプレーヤーに適合、重量365グラム
・ステップレススチール製、目立たず落ち着いた色調
・PP58 ブラックのミッドサイズグリップ
・PLD 3専用パターカバー
・希望小売価格:435ドル
その他の特筆すべき特徴は、精密にミルド加工されたアルミニウム製で、ブラック仕上げは陽極酸化されているので耐久性がある点だ。ポテトをマッシュするのにも使えそうだ、というのは冗談だが、丈夫であることは確かだ。
写真はまだ入手していなが、ブラックシャフトとPP58ブラックグリップは抜群の組み合わせである。
近日中に、より詳しい情報と写真を提供する予定だが、近くのショップに足を運べば、詳しい情報が手に入るだろう。
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