ゴルフ上達の可能性を上っ面だけで考えているあなた。「コースマネージメント」こそ上達の鍵となる。今こそ、コース画像搭載のゴルフGPSデバイスを検討するときかもしれない。これらのデバイスが、ショット前に必要情報を提供してくれるお助けツールになるだろう。
2020年のトップ5を飾ったGPSデバイスのうち、「ガーミン」が3モデルを独占したが、決してガーミンだけが選択肢ではない。「スカイキャディー」や「ショットスコープ」も、十分に検討する価値がある。価格は数千ドルからわずか200ドル以下まで幅広くそろう。
適切なGPSを見つけるのは骨の折れる作業だ。そこでMyGolfSpyの出番だ。購入時に役立つ、有益な情報を提供すべく、GPSデバイスをテストにかけた。
今日にでもGPSを購入したい人も、お役立ち情報を探している人も、単に最近のGPS事情を知りたいという人も、この購入ガイドを見ればみなさんのニーズに合うGPSを見つけることができるだろう。
ベストGPSウォッチ-ガーミン 「APPROACH S62」
ガーミンの「Approach S62」は、ゴルファーが必要とする機能がすべて搭載されている。41,000にも及ぶコースが事前にダウンロードされており、20時間のロングバッテリー、風向、ホール画像による“プレーを想像させる”距離表示などの機能が、「S62」の評価を押し上げた。画面は「S60」より17%大きく、スマートウォッチのような機能で、お使いの携帯電話にリンクすることができる。
重要な特徴
ディスプレイ
「サイズ」と「画質」は、各ホールの全体像を見るのに必要不可欠な要素だ。優秀なGPSは、総じてタッチスクリーン式のデジタルかLCDディスプレイを採用している。
最高の『ディスプレイ』を求める人は、スカイキャディー「SX500」またはガーミン「S62」がお薦め。どちらも操作しやすいクリアで簡単な画像が特徴だ。
特性
最近のGPSは、カラースクリーンやホール画像だけでなく、日常のライフスタイルに溶け込むような仕様になっている。GPSウォッチが万歩計や運動量を記録する機能を備えているため、もはやスマートウォッチの代わりにさえなる。日常に必要な機能をひとつのデバイスに集約できれば、生活はもっとシンプルになるだろう。
スマートフォン代わりになるようなGPSをお探しの場合は、ガーミン「MARQ」またはカシオ「Pro Trek Smart」に優るものはない。
機能性能
最近のGPSには、1万以上のコースレイアウトが事前に登録されていている。しかしダウンロードが必要なものもあり、少々面倒な時もある。
何と言ってもポイントは「シンプルさ」だ。一番操作しやすいGPSは、スカイキャディー「SX500」とショットスコープ「V3」だろう。
専門家のアドバイス-『精度』に差はなし
どんなGPSも同じ衛星を使ってターゲットまでの距離を測るため、精度にはほとんど差がない。通常、デバイスによる差は1~2ヤードほど。そのため、精度は他の項目ほど重要ではないとみなし、代わりにGPSデバイスの機能や性能を重視した。
ハンディーサイズGPS -スカイキャディー「SX500」
最高性能の画像がウリのスカイキャディー「SX500」。大きなカラー画面は、コースマップやクラブのカスタマイズ機能を操作しやすい。ケースとバッテリーは耐久性が高いので心配無用だ。
さらなるアドバイス
・初ラウンドコースの最新情報を提供してくれるGPSモデルがある。これらのGPSからは、ホール毎のマッピングや、コースに潜むハザードなど視覚的なレイアウト情報が得られる。
・ほとんどのGPSウォッチは防水仕様。
・一部のGPSウォッチは、スマートウォッチとしても機能する。やや高価になるが、万歩計やフィットネスト管理機能、カレンダーアプリなどのボーナス機能が付随する。
・メーカーによっては、コース情報を更新するため月または年決めのサブスクリプションが必要なデバイスもある。購入する前に確認しよう。
ベストGPS+ショットトラッキング-ショットスコープ「V3」
ショットスコープ「V3」には、プレーへの洞察を深める「パフォーマンス統計」機能がある。100以上の統計データと、スマートGPSチップによる16のトラッキングタグが搭載されているため、継続的なプレーの追跡に役立てることができる。決して複雑ではなく、事前にダウンロードされた35,000コースの中から簡単に選んで使うことができる。
GPSを使った方がいい理由
Q:男性、女性関係なく腕にフィットするか?
A:ほとんどのウォッチがサイズ調整可能なストラップ式。それでも大き過ぎる人は、別売りのストラップを購入できる。
Q:レーザー距離計よりGPSを薦める理由は?
A:決定的な違いは、“スクリーンにコース画像が映し出される”ことだ。各地のコースをラウンドする人は、毎回違うレイアウトに直面する。そこで役立つのがGPSのレイアウト画像で、確実にレーザー距離計より有利に使える。GPSはグリーンや、フェアウェイバンカーなどのフロント・ミドル・バックまでの距離測定が可能なのも違いのひとつだ。
Q:日常使いできるフィットネス機能搭載のGPSウォッチはあるか?
A:一部のGPSには、毎日の健康管理をしてくれる機能が搭載されている。機能には、歩数計や、心拍数、消費カロリーや、歩いた距離などを含む。中にはテキストメッセージや、電話、天候チェックなどの機能が付いたウォッチもある。
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