2022年「ゴルフ練習用ネット」購入ガイド
お住まいの地域の気候やゴルフを上達したいというこだわり次第で、「ゴルフ練習用ネット」は必需品となる。
我々は、これまで何年にも渡り多くの「ゴルフ練習用ネット」をテストしてきたので、どんな機能が求められているのかは認識済みだ。
今回テストした「ゴルフ練習用ネット」のいくつかのモデルには、「自動返球構造」により安全にボールを足元まで戻してくれる一方で、速いヘッドスピードにも耐えられるワイドな土台があるもの。また、ミスショットに対応したサイドネットもある他、使用後は、簡単に折り畳んで持ち運べるものもある。
今回、我々はどの「ゴルフ練習用ネット」がみなさんに最適なのかをお伝えすべく、市場にある主要なモデルをいくつかテストしたので、「ゴルフ練習用ネット」の購入を考えている方は是非参考にしてほしい。
トップ:スポーニア「SPG-8」
長く使い続けられる「ゴルフ練習用ネット」が欲しいなら、スポーニア「SPG-8」がおすすめだ。土台が大きく、ミスショットにもしっかり対応している。それでも不安だという、特にシャンクが出るゴルファーには、さらに安全性を考慮したサイドネットやルーフネットがオプションで用意されている。また「SPG-8」には、音を抑えてボールを自動返球するシートも付属しているため、ご近所さんの手前、ネットに当たる音が気になるゴルファーにもおすすめ。これら全てが、2022年『MOST WANTEDゴルフ練習用ネット』に輝いた要因だ。
・耐久性:5位
・収納性と携帯性:12位
・安定性:3位
・利便性:1位
・機能:1位
耐久性No.1 - ルケットスポーツ「ラクネット ポップアップ」
「ゴルフ練習用ネット」の耐久性を最優先するならルケットスポーツ「ラクネットポップアップ」を検討すべき。天井の高さを気にする必要はあるが、「ラクネットポップアップ」なら屋内使用が可能で、冬の時期でもスイングを維持したいゴルファーにおすすめだ。
ゴルフ用ネットを痛める“真犯人”とは?
ゴルフ用ネットが、破れたり擦り切れるのはドライバーのせいだ!なんて思ってませんか?実は、ネットを痛める最大の原因は、ロフトが寝たクラブによる強烈なスピン。だから、練習のメインがウェッジなら、ネットを守ってくれるナイロン製か布製のターゲットが付属しているものがおすすめ。それでも心配なら、新品のボールで練習しましょう。
欠かせない機能
使い方が簡単
日々多忙で練習時間が1時間しかないというゴルファーは、設置に20分、片付けるにも20分かかるようなネットなんか使えない。練習時間の一分一秒を大切にするなら、機能を犠牲にしてでも設置しやすさを重視すべし。
テストしたモデルの中では、スポーニア「SPG-8」、ルケットスポーツ「ラクネット ポップアップ」こそが設置も片付けも簡単な「ゴルフ練習用ネット」だ。
安定性
安定性も高品質の「ゴルフ練習用ネット」においては大切だ。2022年『ベストゴルフ練習用ネット』は、何度ショットしてもズレて動くことはないし、さらにある程度の強風が吹いても耐えられるようになっている。
風が強い状況で、ネットが1枚だとトランポリン効果のようなことが起こり、打ったボールが超スピードで(そして長い距離)で跳ね返ってきて危ない。また、ネットが帆の役割を果たし、フレームに負担がかかる。
さらに風が強いと、飛んでいってしまうこともある。従来のネットは、隙間が大きく布地も少ないため風が抜けるようになっているので、こっちの方が風の中では安定する。今回テストしたモデルの多くは、地面に杭を打つことで、固定させることが可能だ。
最も安定したネットは、ネットリターン「PROシリーズ V2」と「CrocBox(クロックボックス)」と言える。
耐久性
耐久性が向上したネットをつくるには、いくつかの要素があるが、まず骨格とネットそのものを検討すべき。一番強い構造だと、非常に速いヘッドスピードでも耐えることが可能。
ほとんどの「ゴルフ練習用ネット」のフレームは、アルミかファイバーグラス製で、錆びずに腐食にも強いことが特徴。ネット自体が薄かったりペラペラだと、すぐにボールがネットを抜けやすくなってしまうことにも注意が必要。
耐久性に富んだ「ゴルフ練習用ネット」といえば、ネットリターン「PROシリーズ V2」とスポーニア「SPG-8」。ルケットスポーツのネットも丈夫。
サイズ
屋内でも屋外でも、サイズは重要だ。理想を言えばできるだけ大きなネットを買った方が良いが、設置スペースには制限があるだろうから、約3m x 約3mのサイズは現実的とは言えない。
スペースに限りがある場合は、サイズを測り、コンパクトで機能が豊富なネットを選ぶとともに、ネットの後ろに約60cm程度の余裕を持たせておく必要があると心得えよう。
ビッグサイズのネットといえば、ネットリターン「PROシリーズ V2」とルケットスポーツ「SPDR ポータブル」だ。
専門家からのアドバイス 器物破損のリスクを下げる
初心者ゴルファーや、練習する場所に壊れやすいものが近くにある場合は、ミスショットしたときのリスクを最小限にするためスポンジボールを使った練習をおすすめする。そのような環境に慣れてきたら、本物のゴルフボールで練習すると良いだろう。
追加情報
・芝生がフサフサの屋外で練習しているなら、「マット」を買うことも検討して欲しい。すぐに芝生をボロボロにしてしまうからだ
・練習スペースが屋外で、地面が固くて杭を打てないなら、ウエイトを使ってネットを固定するようにしよう
・実際のプレーのように練習すること。ネットに打ち込む時も、打つ時と同じルーティーンを行い、筋肉の記憶と気持ちをより正確なものにするようにしよう
・練習用の「ゴルフ練習用ネット」の後ろにあるものにボールが当たらないように、ネット後方スペースを十分確保して設置するようにする
・ネットを購入する前に、どのような付属品や交換パーツがあるのかチェックする時間を取ること。中には交換パーツがなく、何かが壊れたら、全てを取り替える羽目になるものもある
専門家からのアドバイス ネットからの距離が大切
ボールがどのくらいのスピードで戻ってくるのかは、選んだネットと天候に左右される。そのため、ネットに近づき過ぎてスイングすると、ボールが身体に当たってしまう可能性がある。
「ゴルフ専用ネット」について知っておくべきことは?
Q:マットからはどのくらい離せば良いか?
A: 目安としては、大型ネットになればなるほど、より遠くから打った方が良い。ネットが小さいなら、打席も近づける必要がある。またネット自体も考慮して欲しい。ネットの張りがきつければきついほど、跳ねっかえりも速くなる。理想は、安全なスピードで足元に戻ってくるくらいだろう。
Q:「ゴルフ練習用ネット」を他のスポーツで使えるか?
A: いくつかの2022年「ベストゴルフ練習用ネット」は野球、アメフトなど他スポーツにも対応できる。ネットが他競技で使えるのかは、各メーカーの推奨を参考にした方が良いだろう。
Q:サイドネット付きを購入すべきか?
A: ミスヒットにも対応できるようにオプションも検討して欲しい。我々が強くおすすめするのは、打席近くまで伸ばせるサイドネットがある「ゴルフ練習用ネット」を選ぶこと。放送禁止用語を発することになっても、破損や危険を減らすことができる。
Q:「ゴルフ練習用ネット」を使うときに本物のゴルフボールを打っても良いか?
A: 大丈夫だ。ほとんどの「ゴルフ練習用ネット」はボール初速が遅いものから速いものまで対応可能。ウェッジを中心に打つ場合は、摩耗を早めるので、しばらくしたら布やネットを交換する必要はあるだろう。
Q:「ゴルフ練習用ネット」を持つ意味はあるか?
A: 一年中、スイングを維持したいゴルファーなら「ゴルフ練習用ネット」を持つ価値はある。ネットは70ドルからあり、冬の間でも自分のスイングに集中させてくれる。
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