2022年ベストインドア用パッティンググリーン
みなさんは、パットをもっと決める秘訣をご存知だろうか？我々には分かっている。練習することと、自身のパッティングストロークに本当にマッチするパッティンググリーンを手にすることだ。
ストローク、テンポ、レッスン動画、あるいはアプリで指摘された課題など改善したいことにもよるが、このガイドが、適切な「パッティンググリーン」を見つける手助けになるだろう。
しかしながら、自宅に十分な練習スペースがないという方もいるだろう。でもお気になさらず！多くのパッティンググリーンは、あらゆる家の大きさに合うよう様々なサイズが用意されているため、すぐにパットを決められるようになるはずだ。
今回我々がテストした「インドアパッティンググリーン」は、単なる「マット」ではない。市場にあるベストな「インドアパッティングマット」の中で、どのマットが、みなさんがプレーするゴルフ場のグリーンのような転がりを実現したり、傾斜や速度などのオプションが付属されているか、また、どれだけ耐久性があるのかをテストした。
トップ：「バーディーボール」
あなたが毎週プレーしている本物のグリーンに一番近いマットをお探しなら、この「バーディーボール」が最適だ。独自の発泡材により、ボールは一貫して真っ直ぐコロコロと転がり、出だしからボールをラインに乗せるという最も大切なことに集中できる。アライメントラインはないが、好きなようにカスタマイズが可能。こうした機能は、「バーディーボール」が2022年の『Most Wantedインドアパッティングマット』に輝いた理由のほんの一部に過ぎない。
・「耐久性」2位
・「使いやすさ」1位
・「機能性」4位
・「ボールの転がり」1位
最も革新的なパッティングマット：「Me And My Golf」
傾斜のあるラインが苦手なら、「Me and My Golf」のパッティングマットがおすすめ。このマットは、スタートラインのマーキングを使用し、アライメントすることで、ボールを正しいラインに乗せ、またどのように曲がりカップへ向かっていくのか、そのラインを視覚的に捉えることができるよう、曲がる度合いが異なる「3つのボール」が付属されている。またパット時にターゲットに向けるよう素晴らしいアライメント機能を搭載。何より、このマットには、素晴らしいパッティングを実現するため「Me and My Golf」によるフリーのレッスン動画を視聴できるアプリも付属している。
欠かせない機能
長さ：あなたの部屋の広さはどれくらいあるだろうか？例えばゲームルームや遊び部屋、小部屋といったスペースがある場合、長めのマットを使うことで、パット練習の幅を広げることができるだろう。だが、広いスペースが無くても心配無用。どんなスペースにもフィットする適切なサイズのマットがラインナップされている。
2022年にレビューした中で最も長いパッティンググリーンは「Me and My Golf」（約4.2m）。スペースが小さい場合は「パーフェクトプラクティス」と「パットアウトスリム」、あるいは「プロアクティブスポーツ F4マルチブレーク」がおすすめだ。
転がり：グリーン上でボールが跳ねたり、バウンドした時、それは自分のストロークのせいだと思いがち。そうかもしれないし、そうでない可能性もある。だが、スムーズに転がるパッティンググリーンを使えば、その不安は消えるだろう。ゴルフ場のグリーンのような転がりが欲しい人には、「バーディーボール」、「パーフェクトプラクティス」、「プロアクティブスポーツ F4マルチブレーク」、「ビッグモスコンペティターV2」がおすすめだ。
素材の品質：素材の薄いマットは、早く摩耗し数ヶ月で穴が開く可能性があるが、厚いマットは形も崩れず長持ちもする。耐久性に優れた厚いマットといえば、「ビッグモスコンペティターV2」などが良いだろう。
機能：一部のパッティングマットは平凡な細長い人工芝だが、それでも役に立たないなんてことはない。より進化したモデルならアライメント機能や、視覚的に役立つ機能、ターゲット設定に役立つ機能が詰まったものもある。中には芝の速度を変えたり、上り・下りの傾斜をつけたり、ゲーム要素を取り入れたもの、左右に切れるパッティングを練習できる等、さまざまな機能を備えているものもある。全ての機能を搭載したマットはないが、「Me and My Golf」はトレーニングビデオの視聴や、異なる傾斜練習、距離の変更などで他のモデルをリードしている。より多くのカップ数や、上りや下りの傾斜、トレーニングドリルが欲しいなら、「ウェルパット」と「パーフェクトプラクティス」を検討すると良い。
携帯性：パッティングマットをどこかに収納する必要がある。保管場所がネックなら、しっかり巻いて持ち運びが簡単なマットが欲しいところだろう。「パットアウトスリム」は、携帯性と保管に優れたマットだ。
購入時に検討すべきこと
・インドアパッティングマット購入前に置き場のスペースを確認する
・2022年のベストパッティングマットのいくつかは、グラフィックとラインが多用されておりパッティングを改善するための機能が搭載されているが、人によってはそうした機能が邪魔と感じる場合もある。シンプルなマットもあるので、好みに合わせて選ぶと良いだろう
・薄めのインドアパッティングマットは「耐久性」に課題があり、多くはマットの下のフロアでストロークしたように転がる。薄めのインドアパッティングマットを選ぶなら、マットを置く場所が滑らかになっているかチェックしよう
・インドアパッティングマットの中には両端からパットできるものがある。こちらの方がボールを拾う時間が短縮されよりパッティングに時間を割くことができるし、より練習が楽しめるだろう
・理想的には、インドアパッティングマットはホームコースのグリーンのスピードを再現したものが望ましい。マットによってはパッティングする場所によってスピードが異なるものもある
・2022年のベストインドアパッティングマットの中には、大きさが異なるカップが複数用意されているものがある。小さなカップで練習する時はより正確性が必要になるというわけだ
・インドアパッティングマットの中には、曲がるパットや上り・下りの傾斜設定が可能なものもある
専門家からのアドバイス - ショートしないパッティングを練習しよう
多くのゴルファーがパットをショートさせている。傾斜や特に上りのラインになっているパッティングマットで練習すると、少し強めのストロークになる。そこで平らなパットに戻すと、筋肉の記憶が蘇りカップインする確率が増える。ミスした場合でも、ボールは30センチほど過ぎる程度だ。最悪の場合でも、OKパットかタップインですむというわけだ。
パット練習法
・ショートパット：同伴者が寛大でない限り、5フィート（約1.5m）以内のパットなら、大抵は打たないといけないだろう。ショートパットを練習することは、あなたのゴルフに大きく役立つ。まずはカップに近いパットから練習し、ストレートパットが安定して打てるようになったら徐々に距離を伸ばそう
・アライメントスティック：パットに再現性がないなら、アライメントスティックを使ってパターからカップまでの狭いルートを作ってみよう
・距離感：距離のコントロールに苦労している人は、マット上の異なるマークに向けてパットし、そのマークに5回連続で当てるようにしよう。これが上手くいったら、距離を伸ばして当てる回数も増やすと良い
・ルーティンを持つ：一貫性と再現性のあるストロークをするには、「ルーティン」を持つことだ。ルーティンが決まれば、筋肉と脳が鍛えられ、ストロークの再現性が増しコースでも同じストロークができるようになる
テスト方法
このテストは、あなたのニーズに合うパッティングマットを見つけてもらうためにある。
そのために、徹底した完全に独立したテストプロセスを採用し、すべての性能や機能を確認、あらゆる手段を使って調査している。
測定基準
すべてのマットを、厳格な方法を用いてひとつずつ比較する。
評価するにあたり、「耐久性、」「使いやすさ」、「機能性」、「転がり」の4つの項目を重視。
パッティングマットについて知っておくべきことは？
Q:パッティングマットを使う場所を考慮すべきか？
A: パッティングマットが屋内用でも屋外用でも、シワを抑えてボールがスムーズに転がるように硬く滑らかな平面の上に置くべきだろう。天気が良ければ2022年のベストパッティングマットを外で使うこともできるが、使わない時は屋内にしまっておくことを忘れないように。
Q:室内用パッティンググリーンは価値があるのか？
A: パッティングは1ラウンドのストローク数の35～55％を占める。室内用パッティンググリーンは天候に関係なくストロークを練習するのに最適な方法。さらに、スコアを縮めることが可能となるかもしれない。
Q:本物のグリーンと比べてパッティングマットはどう違うのか？
A: ほとんどのインドア用パッティングマットは本物のグリーンとは異なるが、ほぼ同じというモデルも存在する。モデルをいくつか試せるようなら、あなたがプレーするコースのグリーンの速さに似たマットに出会えるかもしれない。
Q:どのようにパッティングマットのメンテナンスをすれば良いか？
A: マットは定期的にメンテナンスすることが必要だ。使用前後は掃除機で掃除し、形が崩れないようにするために保管袋に入れ、こわさないように丸めてしまうことを心掛けて欲しい。
Leave a Comment