PGAツアーのハワイアン・スイングは、刺激的でもあるし目の毒でもある。
一方、多くの人が冬を過ごしているのに対し、はるかに暖かく良い天気のもとでプレーしているゴルファーを目にするからだ。
自分などは、先週、マイナス2度の中でプレーした。
自分史上、一番寒かったラウンドだったと思う。ちょっとでも風があったら家に帰っていたのは間違いないだろう。
冬真っ只中という方がいるのは分かっているが、あの時は寒くて、肌寒く極寒まで行かない北カリフォルニアとはいえ凍えるような体験になった。
それに比べたら、これから数週間先のハワイの天気は完璧だろう。
それはさておき、ハワイのトーナメントはPGAシーズンのキックオフであると同時に、新製品リリースの到来を告げる大会でもある。
新製品の多くは1月末のPGAショーでお披露目となるが、ベティナルディのような幾つかのメーカーは、それよりも前に発表しており、今回のパターは2020年代初となるリミテッドランパターとなっている。
ベティナルディ・リミテッドラン2020 TIKI BB8.1パターは、Tikiリミテッドがベティナルディのコレクターに大人気となる要因となったクラシックなハワイアンテイストが特徴。
ここでは、島国のインスピレーションを得たTikiの2020年モデルをチェックする。
ベティナルディ・リミテッドラン2020 TIKI BB8.1
ゴルフシーズンが、ロバート・ベティナルディの2020年代初となるリミテッドラン・パターで幕開けする!
2020 Tikiは、クラシックなBB8ボディよりも、美しさを実現するため背部のポケットとバンパーがやや大きいBB8.1のヘッド形状がベース。
ハワイの夕焼けのごとく美しい手焼きのゴールドフレーム仕上げにより、アウターネックとバンパーにある複雑な模様の民族的図柄のミーリングと、絵のように美しい海岸線の波に似たファンシーなF.I.Tフェースが引き立っている。
また重量362gの精密ミルド加工されたBB8.1は、ソールにハワイの象徴であるゲッコー、フェースのヒール部にはトロピカルなパイナップルが描かれ、インナーネックには「Limited Run」と刻印されている。
ホノルルブルーとエレクトリックイエローの完璧な色使いのリミテッドラン Tikiには、Made in USAのレザーヘッドカバーは付属し、全く新しいスカイブルーのラムキン SINK Fitカウンターグリップが装着されている。
スペック:ベティナルディ・リミテッドラン2020 TIKI BB8.1
・モデル:BB8.1
・素材:303ステンレススチール
・仕上げ:ゴールドフレーム
・フェースミーリング:ファンシーF.I.T
・重量:355g
・ネック:プランバー
・生産数量:350本(ワールドワイド)
・価格:750ドル
・発売日:2020年1月9日
これぞハワイの美しさ
ゴールデンフィニッシュから刻印、ペイントに至るまで、このパターはハワイの輝きと暖かさが宿っている。
2019年のサメをテーマにしたモデルも良かったが、あれは全体的にちょっと暗いイメージがあった。
パターで12月の暗いイメージを打ち破るなら、明るさと暖かさは欠かせない。
私にとってこのTikiは、春の訪れをより感じさせるし、それがこの美しさは人気となるはずだ。
自分的にはヤモリ(ゲッコー)よりも、もっとパイナップルが欲しかったが全体的なデザインは良いと思う。
BB8よりゴツい
2020年モデルのTiki BB8.1は、リテールのヘッド形状と異なる。BB8のようだが厚みがあるのだ。
数学は難しいので、自分にとってのこのパターの愛称はBB8ビッグブロック。
どのくらいビッグ(大きい)かと言えば、ヘッドの重さは355gで、2019年のBB8ワイドよりも5g重たい。
構えてみるとスタンダードなBB8に見えるが、後方からみるとバンパー下部が大きくなっていることがわかるだろう。大きくてがっしりとしているパンバーのBB8ならBB8BBだ。
発売は1月9日
今回のゴールドのパターが欲しいなら、ベティナルディの特約店かbettinardi.comで2020年1月9日から購入可能だ。
世界では350本限定となっており、750ドルという価格だが完売は間違いないだろう。
ベティナルディ、2020年を良いスタートにしてくれてありがとう!
Leave a Comment