1986年、ジャック・ニクラスがマスターズで感動的な勝利を挙げ、記念すべき6度目のグリーンジャケットを獲得した。

オーガスタを象徴するグリーンブレザーがゴルフの歴史にしっかりと刻まれてきたのは確かだが、ニクラスが着用するイエローシャツは、ニクラスとバーバラが代表となり、先導してきたミラクル・ネットワーク小児病院への慈善活動を象徴するものになっていった。

ニクラスは、友人の息子で1971年13歳の若さで亡くなったクレイグ・スミス氏を追悼して、決勝では常に黄色のポロシャツを着用していた。

PGAツアーや企業スポンサーの協力のもと、現在ニクラスとバーバラは、5年をかけて1億ドルの小児治療の基金を集めることを目標としている。

ミラクル・ネットワーク小児病院は、このような寄付を受け、保険医療を超える治療コストを賄っている。

ニクラスの家族が長年オハイオ州とフロリダ州でサポートを続けてきたことがきっかけとなり、「プレー・イエロー(Play Yellow)キャンペーン」は全米にその慈善活動の場を広げていった。

その一環として、キャロウェイは4月19日から5月31日までに販売したERC Softイエローボール1箱の売上のうち、4ドルを寄付する。

ERC Softは、キャロウェイのラインナップでも飛距離に優れたソフトボールであり、アライメントには「トリプル・トラック・テクノロジー」を採用、イエローカラーは視覚的効果も高める。

今期集めた寄付の総額は、オハイオ州ダブリンのMuirfield Village Golf Clubで行われるメモリアルトーナメント(5月30日~6月2日)で発表される。

キャロウェイ,プレーイエロー,キャンペーン,ジャックニクラス

キャロウェイのCEOチップ・ブリューワー氏は、「キャロウェイゴルフは、素晴らしい組織で、プレー・イエロー(PlayYellow)を通してミラクル・ネットワーク小児病院をサポートできることを光栄に思います。私達は、このキャンペーンに対するゴルフ業界の幅広い取り組みに刺激を受けている。」と述べた。

※プレー・イエローキャンペーンは、アメリカのみ行っている。