新しいスコッティ・キャメロンのConcept Xパターには、「芝に溶け込む2つの翼」が生えているという。
ニーズがあるから新しいカテゴリーを作ろうとしているのか、あるいは売上を増やすための口実にしているだけだろうか?
改良したとされる新商品は実は前モデルとほとんど同じで、最新ではないというケースは多い。ピンはこのようなやり方を好まない会社だ。
「ウェッジなのに、まるでVault 2.0パターを打っているような感覚だ。硬く、均一で、しっかりとした打感。控えめだが、インパクトではソリッドな打感を得られる。」
なぜ多くのゴルファーのバッグに、4番アイアンが入っているのだろう? そもそも、「使う意味」はあるのだろうか?
「Red Ball」という名前を聞いて、赤い2-Ballパターを小売向けに改良したものだと思い込んでいた。しかし箱をあけた瞬間、その考えは吹っ飛んだ。
アイアンの優劣を決める要素は何だろうか? 飛距離? 正確さ? コントロール性? それとも、やさしさだろうか?
テーラーメイドがこの「黒いトレンド」に乗らないはずがない。係争中のPXGの製品にほんの少しでも差をつけられるとしたら、なおさらだ。
この挑戦はミウラを成功へと導くのか、それともミウラの伝統から大きく離れることで裏目に出るのか、今後が楽しみだ。
つまりTC340は、「高い」あるいは「さらに高い」弾道を打ち分けられる、「途方もなくやさしいアイアン」ということだ。
ゴルファーは、ツアーでの使用率よりもフィッティングが重要であること、さらに広告はまったく重要でないことに気付き始めている。
Kグラインドはグリーン周り専用でも、オープンフェース専用でもなく、バンカーやグリーン周りでサンドウェッジに頼りきっていたゴルファーにとって理想的な設計になっている。