その特徴もマスターズにもってこいだ。64Tは常に速く、しばしば高い場所にあるオーガスタのグリーンで力を発揮する。
販売店は客が買うものを店頭に並べ、客は店頭に並んでいるものを買う。商品棚は極めて重要なスペースであり、ほとんどの場合大手5社の製品が占めることになる。
この新モデルの焦点は、フィル・ミケルソンが考える「すべてのゴルファーのニーズを満たす3つのショット」を簡単に打てるようにすることにあるという。
アベレージゴルファーが、バックスピンに憧れるのはよく分かる。だが自分に合うウェッジを選ぶ時、単にスピン量が最も多いという理由で選んではならない。
「スコットランドのカーヌスティ(ゴルフリンクス)の『硬さ』と『速さ』を知ったとき、我々はTグラインドが必ず役立つと確信した。」
ウェッジが得意なゴルファーほど、ショットごとに打感を感じたいだろう。FH V1はその期待に応えてくれる。
ゴルフオタクの皆さんに一つ質問をしたい。もしあなたがメーカーで、ウェッジを1モデルだけ造るとしたら、誰をターゲットにするだろうか?