先週、コブラゴルフがメディアイベントを開催し、新商品(続報は追ってお届けする)とジェイソン・ダフナーの新ブランドアンバサダー就任を発表。
ダフナーとの複数年契約にはスタッフバッグとクラブの使用が含まれるが、現在のところクラブは次のものが含まれるという。
・ドライバー:コブラ「KING F9 SPEEDBACK」10.5度、ブラック/イエローヘッド、LAGP OLYSS 6Xシャフト
・アイアン:コブラ「KING フォージド CB(クローム)」、#5〜PW、ダイナミックゴールド・ツアーイシュー AMT S400シャフト
・アイアン:「KING ドライビングアイアン」、4i、LAGP Proto Rev Aシャフト
・ウェッジ:コブラ「KING V グラインド」、52度、56度、62度、ダイナミックゴールド・ツアーイシュー S400シャフト
ギアマニアは、ダフナーのドライバーと4番アイアンに装着されたLAGPシャフト(コブラスタッフのブライソン・デシャンボーが10月のシュライナーズホスピタルズ フォー チルドレンオープンで全14本のクラブに装着したモデル)が気になるのではないだろうか。
2018年、LAゴルフは、すでに現存しないMatrixシャフトから在庫と資産、そして特許を取得し、従来のプロ契約ではなくプレーヤーに株の所有を提示しているブランドだ。
ダフナーと言えば、特にだらしなく前かがみに座る「ダフナリング」と、ちょっと変わったキャップのスポンサー契約。そして、ほのぼのとしたコースでの振る舞いが有名だろう。
一方で、ダフナーは全米プロゴルフ選手権を含めPGAツアー通算5勝を挙げ、世界ランキングではトップ10に入ったこともあるし、ティーグラウンドからグリーンまでのショットの正確性ではツアートップのうちの一人とされている。
そして、ボールとグローブの契約は継続しているものの、2018年初頭に用品契約なしでプレーすることを決めタイトリストとの契約を辞めた。
今回のコブラとの契約は、2019年の多くをF9ドライバーでプレーし、クラブに対する知識も豊富なダフナーにとってぴったりだろう。
プロ契約が多くないコブラにとっても、安定感があり、リッキー・ファウラーやデシャンボー、レキシー・トンプソンとは違った魅力をアピールできるプレーヤーが必要。
ダフナーはまさにこの要件にハマっていると言える。
この2シーズンでのトップ10は4回のみとなっている現在42歳のダフナーは、キャリアの折り返しを過ぎただろうが、今回のメジャーブランドとの契約と再出発はダフナーが再びメジャーを狙うために必要なことなのだと思う。
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