ミズノ2023年モデルの「ST-Z 230」と「ST-X 230」ドライバーがUSGA適合リストに掲載された。

両モデルともPGAツアー向けであることは明らかだが、ミズノは、テクノロジーの詳細と、まもなく“前作”となる「ST-X 220」&「ST-Z 220」からどのような改良がされているのかについては口を閉ざしたままだ。


ミズノ「ST-Z 230」&「ST-X 230」ドライバー

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今回のモデルで一番気になるのは、通常『WAVE TECHNOLOGY(ウェーブテクノロジー)』となっているソール前方部分が『CORTECH CHAMBER(コーテック・チャンバー)』になっていること。このテクノロジーは、特にフェースの低い位置でインパクトした時に初速をアップさせる技術である可能性が一番高い(そして明らか)。

一方、これはドライバーでの話しなので、初速アップは極わずかと想定した方が良いだろう。


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それどころか、ミズノがUSGA規制の限界に挑むことはないものの、「ST-Z 230」は高MOIを実現するモデルと考える方が妥当。これまでミズノは、極端ではないが比較的に高MOIモデルに振っているので、その傾向が変わることはないはずだ。

「ST-X 230」は、同社のドローバイアスモデルを継承している可能性が高く、そうなれば、前作よりもさらにドローバイアスになっていてもおかしくはない。とはいえ、「ST-X」シリーズのこれまでのデザイン目標の一つは、アドレスで伝統的な見た目をキープすることにあった。

つまり“ドローバイアスに見えないドローバイアス”ってことだ。


ミズノ「ST-X 230 PLTMN」ドライバー

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今回は「ST-X 230 PLTMN」もUSGA適合リストに掲載されている。USGAの写真を見る限り「PLTMN」のロゴ以外、各モデルはそっくりに見える。過去の数々のミズノドライバーには、「ST-X」の軽量の日本限定モデルがあったが、この「PLTMN」も日本向けモデルである可能性が高い。あくまで推測だけどね。


発売時期・価格

発売時期に関して言うと、ミズノは昨年、新ドライバーを1月中旬に発表し、2月初旬から発売をスタートした。今回も同様の周期となるはずだ。

また前モデルの小売価格は449ドルだったので、500ドルまで値上げする可能性もあるが、400ドル台半ばくらいで抑えることになれば、この価格帯においてかなりの存在感を出すことになりそうだ。

とはいえ、ミズノの現行モデル「ST-Z 220」と「ST-X 220」は299.99ドルまで値下げされている。このモデルの在庫がある限り、近々リリースされる最新で最高のモデルを買うのは難しいと考える人もいるはずだ。

詳細は分かり次第、お届けする。