ゴルフ業界の賞金事情は昔と今じゃ全然違う。オオタニの10年7億ドル(1,015億円!)に負けずおとらず、ここ数十年でPGAツアーの賞金額が爆発的に増加しているのは周知の事実。

そこで、この35年間の稼ぎ頭たちを深掘りしてみた。ちなみに、ここで取り上げているのは純粋にトーナメントの賞金だけ。ボーナスやCM、その他サイドビジネスは含んでないからあしからず。


タイガー・ウッズ,スコッティ・シェフラー,ジャスティン・トーマス,賞金,ゴルフ

最高額と最低額の違い

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2024年の稼ぎ頭は、我らがスコッティ・シェフラー。なんと2,922万8,357ドル稼いでいる!

これに対して、リストの中で最低額は1991年のコーリー・ペイビンの97万9,430ドル。当時としては立派な額。ちなみに、オオタニの年俸は200万ドルで、残りは2043年までに“毎年“6,800万ドル支払われるのだとか。

ちなみに、1991年の97万ドルはインフレ調整すると今の約230万ドルに相当。でもさ、それでも2024年のシェフラーの29ミリオンと比べたら、なんていうか、「それチップ?」って話のレベルだよね(笑)。


タイガー・ウッズの圧倒的支配

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タイガー・ウッズがここでも無双モード発動。賞金王の座を10回奪取している。彼とビジェイ・シンは共に「1シーズンで賞金1,000万ドル」の壁をぶち破っただけでなく、1999年~2009年までの11年間に渡り2人で賞金王の座を奪い合った(タイガー8度、シン3度)好敵手同士でもあった。

しかしタイガーの全盛時代に賞金王に3回輝いたシンって、ぶっちゃけハンパない。あと、肝心なことで忘れちゃいけないのは、タイガーがPGAの賞金額を押し上げた最大の功労者ってこと。

シェフラーしかり、スピースしかり、マキロイしかり、タイガーに足を向けて寝られるわけがない。


ジャスティン・トーマスを忘れるな

2017年、2018年、2020年と、ジャスティン・トーマスは賞金ランクトップに輝いた。「俺、マジで強くね?」って思ったとしても誰がトーマスを責められる?ただ、1シーズンの稼ぎで見ると、ジョーダン・スピースが2015年に1,200万ドル超えをやっちゃってるんだよね。

トーマスも確かに偉業を成し遂げた。だけど、スピースは「俺1,000万ドルプレーヤーだけど?」って、軽くスルーして横を通り過ぎる感じ。二人の友情にヒビが入らないことを祈るよ。


ここ35年の賞金王リスト

ゴルフ好きの諸君、このリストは、タイムトラベル級に懐かしさを味わえるぞ!

こうやって見ると、ゴルフの賞金額がどれだけエグく成長したか一目瞭然だよな。これを読んだ君も「俺もゴルフで一山当てるか!」って思っちゃった?俺は常に思ってるけど…めでたい奴だろ(笑)

でもさ、「ドライバー1本で億万長者」なんて夢が見られるのがゴルフのいいところだよな! まあ冗談はともかく、少なくとも、次のラウンドで友達に話すネタにはなるよね!


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