・ベティナルディは2024年に、「BBシリーズ」の新作とクラシックの全7モデルを発売
・ベティナルディの新しい『パーペチュアル・フライミル・フェースミリング』を搭載した最初のパターシリーズ
・各モデルとも「303ステンレススチール」を米国で削り出し
・現在発売中、希望小売価格450ドル
ベティナルディが前回 「BBパター」シリーズをアップデートしてから2年が経過し、2024年モデルが発売された。
パターコレクターやベティナルディのファンは隔年のアップデートは予期しているが、何がどう変わるかは誰にも予測がつかない。「BBパター」はベティナルディパターの基礎を成すといってもいいシリーズだが、だからといってアップデート時に彼らが変化を怖れないということは歴史が語っている。
たとえば、上の写真にある2014年と2016年の「BB-1パター」を見てもらいたい。このアップデートでは、ネオングリーンの見た目の変化が特徴的だったが、ネックにもかなり大きな変更が加えられた。どちらのモデルも同じ「BB-1」の名前でありながら、デザインはそれぞれ独自のものであったということだ。
「BB」シリーズのいくつかのパターがベティナルディの中核となるデザインだとしても、リリースのたびに進化していることは間違いない。では、2024年の「BB」シリーズの変更点と新機能を見てみよう。
2024年「BBパター」素材の改良:新たなフェースミリング
正直なところ、メーカーは毎回同じものを展開して、それを新作と呼ぶわけにはいかない。実際に何かが新しくなっている必要がある。今回の2024年のベティナルディ「BB」シリーズで言えば、新しい『パーペチュアル・フライミル・フェースミリング』が初めて搭載されている。
2022年より、ベティナルディは「BB」シリーズに「303ステンレススチール」を採用。これらのパターフェースは、より“ソフトな打感”をもたらすために「積極的な」ミリング(削り出し)加工を施している。『パーペチュアル・フライミル』の大きな“マグロ紋様”のパターンは、2022年のパターンに似てはいるものの、まったく新しい機械加工プロセスの結果生まれたものだ。
新しいフェースミリングの利点のひとつは、全モデルのフェースにおいて均一にできること。各フェースがそれぞれ異なる形状であることを考えると、これはかなりの成果だといえる。全体的にパターンはかなり一貫しており、前作モデルで散見された積極的なミリング(削り出し)ゆえの粗さも改善されている。ベティナルディのもうひとつのセールスポイントは、新しいフェースが“音響の最適化”を備えているということだ。音響の最適化とはすなわち“聴覚のフィードバック”のこと。理想的なインパクトでは独特のトーンが得られ、フェース面の理想的ではない部分でボールを打った場合はすぐにそれとわかる。パターがスイートエリアで打つことを促し、そうでない場合は教えてくれるというわけだ。
2024年「BBパター」素材の改良:素材の移動による重心位置の移動
ベティナルディの魔術師たちは、新しいパターに形状変化の魔法をかけた。今期のベティナルディ「BB」シリーズでは、バンパーとショルダー、キャビティの配置を微調整。アドレスでより自然な位置に重心を置くためにね。そうすることで、パターのスイートエリアにコンタクトしやすくなる。
この新機能を直接検証するのは少々難しい。しかし、新しい「BB」シリーズのモデルはスイング中に非常にバランスが取れているように感じる。私のスイングメカニクスと相性のよくないモデルですらバランスが取れていると感じる。
おかしな言い方だよね。実は去年の夏にスタジオBでパターのフィッティングをしてから、自分のストロークに合うデザインと合わないデザインがわかってきたんだ。「BB-1」とは相性がいいが、「BB-8F」とはパッティングストロークが合わないって。
とはいえ、「BB-8F」のボールの転がりはとてもよかった。ボールをカップインできたわけではないが、外してもパッティングそのものはとても気持ちよかった。重心位置の移動プランに何か秘密があるのかもしれない。2024年ベティナルディ「BB」の美学
私はベティナルディが“「BB」シリーズの美学”を平気で混ぜてしまうところが好きだ。2020年、「BBパター」はマットブラックに赤、白、青のペイントだった。2022年の「BBパター」は、白とグレーのペイントが施された、よく言えば落ち着いた、悪く言えば憂鬱になりそうなグレー仕上げだった。
「BB」シリーズの美的リスクはベティナルディにとって今始まったことではない。私は2016年のエイリアングリーンとマットシルバーのシャフトの見た目が好きだったが、誰もが私の意見に共感したわけではない。
2024年のベティナルディ「BBパター」のコスメは、大胆さとベーシックの間で楽しく踊っている。「ブラックパールPVD」仕上げと「ブラックPVD」シャフトは、ダークで保守的な外観。しかし、ベティナルディはそのリッチな暗さに大胆なブルーの塗装と鮮やかなブルーのグリップを組み合わせている。
グリップについて少々。この新しいラムキンのグリップは、新作「BB」シリーズで私が2番目に好きな点だ。新しいエレクトリックブルーのグリップは見た目も印象的で、感触も素晴らしい。テクスチャーやスロットのないディープエッチング形状をしている。
この新しいグリップは、ラムキンの形状に、「ピュアグリップ」と「イオミック」パターグリップの組合せから生み出された感触の融合(わかる人にはわかる)。わからない人に向けて言うと、このグリップは質感、形状、握った時の圧力のバランスがよくとれている。それはとても好ましいことだし、このブルーは確かに感動的だ。
ベティナルディ2024年「BB」パター各モデル
2024年のベティナルディ「BBパター」は全て「303ステンレススチール」から削り出されている。また先ほど述べたように、各パターには新しい『パーペチュアル・フライミル・フェース』と、性能向上のため重心位置が移動している。
これらすべての新しい「BB」シリーズのモデルには、マグネットで閉じることができるレザーとカーボンファイバー製のヘッドカバーが付属する。そう、磁石だ。ベティナルディはベルクロから磁石に切り替えたのだ。実験室でのテスト(要は私がヘッドカバーを何度も開け閉めすること)では、磁石がものすごい勢いでくっついて、しっかりと閉じることが確認されている。
では、2024年の「BB」シリーズの各モデルを見てみよう。ベティナルディからの説明(イタリック体)に、私のプレー/試打体験からの情報を加えて紹介する。
2024年ベティナルディ「BB-1」
ロバート・J・ベティナルディは、長年のUSA製のクラフトマンシップを基に、時代を超越した「BB1」パターを改良し、その性能をさらに向上させた。「303ステンレススチール」の一塊から作られたUSA製の新しい「BB1」は、ポケットがわずかにヒール寄りにミルド(完全削り出し)され、よりバランスの取れた重心位置になっている。膨らんだトップライン、洗練されたバンパーとショルダー、350グラムに精密ミルドされたこのパターは、アドレス時に完璧な“視覚効果”をプレーヤーに提供する。新しく採用された『パーペチュアル・フライミル・フェースミリング』は、“最高のフィーリング”と“音響”のフィードバックを提供し、グリーン上での“転がりの良さ”も申し分ない。何十年にもわたり、時代を超越したデザインを革新してきた「BB1」は、RJBがクラシックなブレードヘッド形状を今風にアレンジしたモデルである。
「BB-1」は新しい「BB」シリーズの象徴となるアンサースタイルのブレードだ。私たちが毎回のリリースで期待している通りのパターで「BB-1」は間違いなくパターシリーズの人気モデルとなる。
上の写真でわかるように、ベティナルディは今でもリリースのたびに「BB-1」のデザインに大胆なアレンジを加えている。2024年、新しい再生計画によって、重心位置をより自然な位置に移動させた。
グリーン上では、2024年の「BB-1」はすぐ手に馴染むし、安心感がある。インパクトはカツンときて予測しやすい。このパターは、馴染みの外観もあり、ベティナルディ・ブランドに初めて接する人が最初に手にするパターだろう。
2024年ベティナルディ「BB-8F」
前回の登場から10年以上経った「BB8 Flow」は、ツアーにインスパイアされたフィードバックをクラシックなブレードヘッド形状に応用している。イリノイ州ティンリーパーク本社でミルドされた「BB8 Flow」は、トゥをヒールより10%大きくすることで重心バランスをとっている。これにより、パターヘッドに無理なく溶け込み、「BB8 Flow」に約3/4のトゥハング(トゥの傾き度合い)を与え、最大アーク(フェースの開閉)のパッティングストロークを完璧に補足するフローネックによって追加された質量のバランスを取っている。このヒール・トゥ・ウエイトのブレードは、フラットなトップライン、無駄のないプロファイル、そして大胆な「ブラックパールPVD」仕上げにより、あらゆるパットに自信をもたらす。新しい『パーペチュアル・フライミル・フェース』を備えた「BB8 Flow」は、現代的な洗練さ、“最高のフィーリング”、そして“驚くべきコントロール性”を備えた伝統的なブレードパターを求めるゴルファーのためのモデルである。
旧モデルの復活は、新しいラインナップではいつも歓迎される。調査の手間はかかったが、ベティナルディのパターアーカイブで2011年の「BB-8F」を見つけた。その後、「BB-8」はリリースされているが、フローネックの「BB-8」は今の今まで出てこなかった。
「BB-1」と比べると、「BB-8F」はより箱型だ。「BB-1」では丸みを帯びたバンパーやエッジ(端)が見られるが、「BB-8F」では直角になっている。結局のところ、どちらがよく見えるかは個人の好みによる。“アンサー対アンサー2/ニューポート対ニューポート2”論争というところか。
「BB-8F」に関する確かな事実は、パターヘッドにもっとローテーションを求めるなら、フローネックがその答えになるということだ。
2024年ベティナルディ「BB-1 Wide」
「BB-1 Wide」は、クラシックなブレードスタイルのヘッド形状で、より「寛容性」の高いパターを求めるツアープレーヤーからのフィードバックに基づき、RJBによって洗練されたプロファイルでデザインされた。RJBは、「BB-1 Wide」のヒールからトウまでの長さを短くしつつ、ヒールからより多くの素材を取り出すことにより、重心位置を改善。この改良はまた、より均一なヘッド形状をもたらし、セットアップとアライメントを容易にした。「BB-1 Wide」は、フランジ(ソールの底面の平らな部分)に『サウンドスロット』を備えた当社初の量産パターとしては傑出しており、新しい『パーペチュアル・フライミル・フェース』との組み合わせにより、あらゆるパットでの“優れた音のフィードバック”と、“見事なコントロール”を実現している。
パターの新しいラインナップをレビューするたび、愛着を感じるものが必ず見つかる。2024 年の「BB」シリーズにおいては「BB-1 Wide」がそうだ。「BB-1W」を見て転がした瞬間、「BB-1W」が自宅ガレージの“ゲーマー”コーナーに置かれることを確信した。
ワイドな形状に惹かれたとか、新しいブルーのグリップに初めて触れたときの感触がよかったとか言うこともできるが、一番の決め手は間違いなく『サウンドスロット』だ。『サウンドスロット』を備えたパターの「打感」と「打音」は最高なのだ。
私にとって「スロット」のあるパターはいわゆる“適度なポップ音”がする。「スロット」を追加することで、フィードバック、トーン、距離感の理想的な組合せが生まれる。新しい「BB」ラインアップのバランスと性能は全体的に印象的だったが、私にとって「BB-1W」は際立っていた。「BB-1W」でのパッティングは、まるで右手でグリーンにボールをそっと放るような感覚だ。パターは私のスイングと一体化して、まるでそこに存在しないかのようなのだ。
「BB-1W」は唯一、左利き用が用意されているモデルなので、レフティも気に入るに違いない。
2024年ベティナルディ「BB-28SB」
前回の「BB」シリーズでのデビューで成功を収めた後、RJBは「BB28」を工房に持ち帰り、いくつかの芸術的かつ革新的な改造を施した結果、新たに洗練された「BB-28 Slotback(スロットバック)」が誕生した。新しく改良されたワイドボディのブレード型パターは、ヒールからトゥまでの長さとポケット長が短くなり、ややコンパクトになり、より高い盛り上がりとバンパーも備えている。フランジからミルドされた「スロットバック」は、自然なアライメントの補助として機能し、アドレスでボールを完璧にフレーミングする(芯に当てる)ことができる。フェースバランスに近い「BB-28 Slotback」は、スパッドネックにつながり良く流れるシングルベンドシャフトを備えており、簡単なセットアップと一貫して楽なパッティングストロークを実現する3/4シャフト分のオフセットをもたらす。
ベティナルディの「XXV」アニバーサリーシリーズの「BB-28SB」をご存知の方もいるだろう。念のためお知らせしておくと、今年の「XXV」モデルはあと2つ残っている。それが何なのかは知らないが。「XXV」アニバーサリー11周年モデルについては、感謝祭の後に要チェックだ。
私のXXV「BB-28SB」のレビューを読んでいれば先刻承知だと思うが、「BB-28」にスロットバックを追加したことで、このヘッドに対する私の評価は完全に変わった。
「BB-28」の後部の平らな構造がずっと気に入らなかったからだ。マット・クーチャーはこれで何百万ドルも稼いだが、私はアドレス時にこれを目にしたくなかった。だが、後ろの小さな切り込みが全てを変えた。今ではアドレス時に、サイトラインと切り込みの両方でターゲットを狙うのを助けてくれるパターという認識だ。
派手なアニバーサリー「BB-28SB」の方が好みだが、それは私が単に見栄っ張りだからだ。このノーマル版「BB-28SB」はほとんど同じ機能を備えており、限定版の何分の一かのコストで手に入れることができる。2024年ベティナルディ「BB-28SB CS」
前回の「BB」シリーズでのデビューで成功を収めた後、RJBは「BB28」を工房に持ち帰り、いくつかの芸術的かつ革新的な改造を施した結果、新たに洗練された「BB28 Slotback(BB28スリットバック)」が誕生した。新しく改良されたワイドボディブレードは、ヒールからトゥまでの長さとポケット長が短くなり、ややコンパクトになり、より高い盛り上がりとバンパーも備えている。フランジからミルド(完全削り出し)された「スロットバック」は、自然なアライメントの補助として機能し、アドレスでボールを完璧にフレーミングする(芯に当てる)ことができる。「BB28 Slotback Center(BB28スロットバックセンター)」には、「ブラックPVDツアーグレード」のセンターシャフトが装備されており、簡単なセットアップと一貫して楽なパッティングストロークを実現する。
そう、上記のベティナルディ「BB-28SB Center」モデルの紹介文の一部は「BB-28SB」のそれと同じ。この2つのパターは基本的に同じ形状で、ネック位置が異なるだけなので、至極当然なことである。
世間で軽視されがちなセンターシャフト愛好家に敬意を表して言うが、この「BB-28SB」は私が最初にパッティング練習に使ったモデルだ。まあ、がっかりしないよう最も期待していなかったものを最初に手に取ったのかもしれないが、それでも最初に使ったのは事実。
他のラインアップと同様、転がりはバッチリだった。センターシャフトはいつも私の狙いを少々狂わせるが、それでもボールがターゲット(または少なくともその近く)に転がらなかったとしたら驚きだ。シャフトがパターフェースの真ん中に刺さっているのが好みなら、このパターをチェックすべきだ。
テストはしなかったが、ベティナルディは「BB-28SB」のアームロック版も作っている。アームロックのパッティングスタイルに合うように設計された、スパッドネックの「BB-28SB」のより重いバージョンだ。
2024年ベティナルディ「BB-48」
より繊細なプロファイルを備えたマレットスタイルパターを求めるツアープレーヤーからのフィードバックをもとに、サム・ベティナルディは全く新しい「BB48」をデザインした。バックフランジに沿って下がり、後部で先細りして消える「スウィープショルダー」設計で、その結果、アドレス時に自信を与えてくれる控えめな外観のマレットが生まれた。「BB48」は、完璧なアライメントとセットアップを可能にするフルシャフトオフセットのスラントネックと1/3のトゥハングが特徴で、ストロークで適度な弧を描くゴルファーに最適だ。新しい『パーペチュアル・フライミル・フェース』は、“優れた打感”、“抜群のコントロール性”、そして全てのパットでの“安定した転がり”を保証する。
今回の2024年のベティナルディ「BB」シリーズでは、ブレードに重きが置かれているのは間違いないが、マレット好きのためにも新しいおもちゃが用意されている。
「BB-48」は、スラントネックを備えた新設計のラウンドマレットだ。そう、実は新作なのである。新しいマレットが出ると、私はいつもベティナルディ・レジストリーの番号を検索する。「BB-48」は見つからなかった。2022年の「BB」ラウンドマレットは、スパッドネックの「BB-46」だった。新しい「BB-48」は、スラントネックを備えたラウンドマレットであるベティナルディの「Queen B 10」を思い出させる。私はこれを“似ている”と表現する。新しい「BB-48」は、「QB10」よりも厚いバンパーと狭いキャビティが特徴だ。
「BB-48」はトゥハングのマレットなので、フェースバランスをお探しの方は残念でした。しかし真っ直ぐ引いて真っ直ぐ押し出す方は心配ご無用。
フェースバランスの「BB-46」を手に入れるか、2018年モデルの「BB-56」を試さない手はない。あれは素晴らしいフェースバランスのベティナルディ製マレットだった。今回の「BB」ラインナップに対する私の不満は、せめてもう1つマレットが欲しかったということ。ベティナルディがワイルドなマレットスタイル、特に「BB-56」や「BB-55」のような大型マレットを展開するのを見たいのだ。
しかし、私は2024年に革新的なベティナルディのマレットが多数登場すると思っている。今のところ、ここだけの話ね。ベティナルディのブラックフライデー限定版
ご存じない方のために説明しておくと、ベティナルディはブラックフライデーのたびに現行パターの限定版を発売している。今年も新しい「BB」パターの特別バージョンを手に入れることができるかもしれない。
通常、ブラックフライデー版は“オールブラック”だ。仕上げ、塗装、シャフト、付属品すべてが黒で統一されている。しかし今回、ベティナルディは異なる方向性を打ち出し、「BB」モデルをブロンズ仕上げで製造した。塗装とシャフトは黒だが、仕上げは黒ではない。
私は今回の見た目も好きだが、毎年オールブラックのバージョンを集めている人たちは、通常版が「ブラック」であるがために起こったと思われるこの変更にがっかりするかもしれない。
ベティナルディ2024年「BB」シリーズパターのまとめ
全体として、新しいベティナルディの2024年「BB」パターシリーズは堅実で、ベティナルディがパターのラインナップをアップデートする際に私が期待した通りのものだ。
新しい「BB」ラインナップでは、重心位置と最終的にはボールの転がりを改善するために各パターのデザインに手を加えた、昔からの人気モデルと新しいモデルが混在している。例によって、ベティナルディの精密加工は並外れている。これらのパター素材に欠点を見つけるのは難しいだろう。「BB」の新しいブルー/ブラック/シルバーの配色はうまく機能し、2024年モデルを先代モデルとも、パター売り場で隣り合わせになる他の派手なミルドパターとも視覚的に差別化できている。競争の激しいミルドパター市場で勝ち残るためには目立つ必要がある。このパターは450ドルと高価であるが、これはミルドパターの価格設定の新常識でもある。
2024年ベティナルディ「BB」パターシリーズについての詳細はhttps://bettinardi.jp/product_category/bb/まで。
<日本発売モデル>
モデル:BB1 ver.8 / BB1W / BB1W LH / BB8F / BB28SB / BB28SB Center / BB28SB Armlock / BB48(スチールシャフト)
価格:¥93,500(税込)
Q&A:ベティナルディ2024年「BB」パターシリーズ
なぜ『サウンドスロット』はもっと普及しないのか?
私の中の皮肉屋によると、スロットを追加するにはコストがかかるからとのこと。スロットの加工に余分な加工時間が必要だと仮定すると、1時間当たりのパターの生産数が減り、最終的に生産コストが高くなる。ただ、もしかしたら、それは単なる需要の問題なのかもしれない。我々がスロットを望むなら、メーカーはスロットを追加するだろう。ともかく、スロットのパイオニアであるPINGがスロットを追加してから、あるいはスコッティ・キャメロンがニューポートをビーチに持って行ってからずいぶん時は流れている。
ベティナルディは通常、「BB」シリーズと同じ年に「Inovai」シリーズも更新するのでは?
歴史によれば、それは正しい。「BB」と「Inovai(イノベイ)」は、「Queen B(クイーン B)」と「Studio Stock(スタジオストック)」シリーズが一緒にリリースされるのと同じく、一緒に更新される。では、「Inovai」のパターはどこにあるのだろうか?私が言えることは、まだ2024年に期待。気長に待つべし。
ベティナルディのパターはどこで製造されているのか?
ベティナルディのパターはシカゴ郊外の町、ティンリーパークにある工場で製造されている。ベティナルディはヘッドカバーもそこで製造している。また、ベティナルディはすべての材料をアメリカの業者から仕入れている。彼らは“Made in the U.S.A.”のモットーをとても大切にしているのだ。
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