・PINGが同社史上最も飛ぶアイアンをローンチ(2024年4月4日発売)
・新しい「G730」ラインで「G710」アイアンをアップデート
・「G730」アイアンは、新仕上げ、キャビティ構造、飛距離を向上するロフト構成が特徴
・「G730」アイアンは、「G710」に比べ高MOIで打感が改善
・メーカー希望小売価格は純正スチールシャフトが1本185ドル、純正カーボンシャフトは1本200ドル(アメリカ)
<日本での発売価格>スチールシャフトが1本¥28,600(税込)、純正カーボンシャフトは1本¥30,800(税込)
ゴルフには“取扱注意のネタ”がある。誰だって分っちゃいるけど、それを語ろうとする人、特にこれに影響を受けている多くの人の中で、それについて語ろうとするのはほんのわずかだろう。私は今日この“ネタ”に切り込むが、恐らくみなさんは私が言っていることが“真実”であると同調してくれるだろうと思っている。
まず、ゴルファーの中には「初・中級者向けアイアン(スコア改善型)」を使うべき人がいる。
そんなの当たり前でしょ。もしくは、何を勝手なことを言っているのだ!と思うかもしれない。実際、確かにそうかもしれない。しかし、私がこうしてゴルフの情報を発信している以上、みなさんに伝えたいという思いや、自ら望んでいることがある。
その一つが、「初・中級者向けアイアン」を使うことを選択するゴルファーにとっての変化の先導者としての役割を担うことなのだ。大げさにだと思うかもしれないが、敢えて言う。ネット上のゴルフサイトの“あるある”を信じるなら、多くのゴルファーがハンディキャップ0のスクラッチプレーヤーになっているだろう。そして、300ヤード以上飛ばすし、アプローチの全てでタップインバーディになるショットを打てるようになっているはず…。
ココで勘違いして欲しくないのは、この “あるある”を全て信じるな!と言いたいのではない。
クラブを選ぶのはもちろん自由だ。だが、もし見栄やプライドで「初・中級者向けアイアン」を使うことすら検討しないという人がいたら、それはちょっと待った!と言いたいのだ。
もう一度言うが、ゴルファーには“初・中級者向けアイアンを使うべき人”がいる。そして自分もそのうちの一人だ。この意味が下記の内容から伝わると嬉しいのだが…。
思い上がりに聞こえるかも知れないが、自分はパターが上手い方だと思う。パッティングストロークはしっかりしているし、グリーンに乗ったら、どんなところからでも2パット以内で沈める自信もある。
ただ、ボールをグリーンオンさせるとなると別の話だ。
私がシングルになれない理由としてポイントが2つある。「飛距離」と「正確性」だ。自分のパッティングは平均以上なのに、ティーショットからそこまでのゴルフは明らかに平凡なのだ。
だからこそ、私はこのPING「G730」アイアンに興味を持った。「G730」アイアンは、「G430」よりもMOI(慣性モーメント)が大きく、ミスショットにやさしい。そしてPINGによると、今回のモデルにつながる「G430」や「G710」アイアンよりも飛ぶらしい。
このモデルなら、私の欠点やイライラを簡単に解消しれくれるように思える。私のようなゴルファーや、もっと言うと、あらゆるアマチュアゴルファーが飛ばずに不安定なショットを、“飛んで正確なもの”に変えてくれる可能性があるとしたら、そんなクラブに興味を持たないわけがない。
PING「G730」アイアン:ターゲットを変えずデザインを刷新
PING「G730」アイアンは、クラブの性能を頼りにするゴルファーをターゲットにしている。結局のところ、ゴルフを改善するためにあるのが「初・中級者向け(スコア改善型)」アイアンだ。
前作のPING「G710」アイアンは、単なる「初・中級者向け」アイアンというより、「初心者・初級者向け(超スコア改善型)」アイアンと考えられていた。しかし「G730」アイアンは、PINGの主力モデルである「初・中級者向け」アイアンの「G430」と大きく違わないことから、「初心者向け」という扱いは妥当とはいえない。
つまり、PINGの新しい「G730」アイアンは、「G710」アイアンよりもブレードが短く「G430」に近くなっている。しかし「G430」よりもワイドソールでオフセットが大きい。なので、「“やや”初心者・“やや”初級者向け(超スコア改善型)」アイアンに分類すべきなのかも知れない。
PING「G730」アイアン:新しい仕上げ
「G710」アイアンを持っていた人は、すでに「G710」と新しい「G730」の主な相違点の一つに注目している。
それは“ブラック仕上げ”がないということ。
簡単に言うと、「G710」シリーズのブラック仕上げはあまり耐久性がなかったのだ。最近、地元の店で中古セットを見たけどツートンカラーだった。キャビティは黒かったのに、ソールは混じりっ気のないシルバースチールだったのだ。
ブラック仕上げの耐久性の課題は、PING特有のことじゃない。他の多くのメーカーも同様の課題に直面している。しかし、これについてPINGらしいと思うことは、次の製品をさらに良いものにするためのデータ収集とその原動力にある。
「G730」アイアンは、ダイナミックな「ハイドロパール2.0」のシルバー仕上げが特徴。この仕上げは、プレー中の水分の影響を軽減するだけでなく、ブラック仕上げよりもはるかに耐久性があるのだ。
私のお気に入りは、フェース上の2つのテクスチャーがボールを構えやすくしていること。背面はクロームじゃなくても構わないが、クロームだと見た目がカッコよくなるのは間違いない。
PING「G730」アイアン:素材と形状を変更
PINGのことは分かっているので、新しい「G730」アイアンが単なる新塗装を施した「G710」ということではない。仕上げの変更はPINGが改善した一部だが、決して一番重要なことでもない。忘れてほしくないのは、このタイプのアイアンはゴルファーの“ゴルフ上達に役立つため”にあるのだ。
それを念頭に置いた上で、“PINGが何を変えたのか”見ていきたいと思う。
PINGでは、新しい「G730」アイアンでメタルとメタルではない要素を微調整した。フェースは、インベストメント鋳造の「17-4ステンレススチール」。これが実際なんなのかを知るには、冶金学の学位が必要かも知れない。
馴染みのない方のため伝えると、このフェースは新素材により“極薄化”が可能となり、ゆえに反発力が大きくなっている。しかし、サポートのない極薄のメタルフェースは、ボールを打つという点では優れたデザインとは言えない。そこでPINGでは、フェースを支えるために、新たに成形した「ポリマーキャビティインサート」を開発した。
この新しい複合素材の『ピュアフレックス』インサートによりフェースは支えられ、フェースの各部分で異なるたわみを実現する他、インパクト時の「心地良い打感」と「打音)が劇的に改善する。
「G710」アイアンは「*ボールストライキング」という点では優秀だったが、インパクト時の打感はイマイチだった。「初・中級者向け」アイアンに優れた「打感」を期待するのは限りなく無理があるが、PINGはこの「G730」アイアンでそれを実現させている。インパクトの打感を一言で表すなら“満足”だろう。
※「ボールストライキング」とは、ドライバーの総合力を表すトータルドライビング(TD)とパーオン率の順位を合算した値。簡単にいえば、ウッド、アイアン、ウェッジの“総合ショット力”で、この数字が小さいほど、ショット全般の能力が高いということになる。
PING「G730」アイアン:ロフト選択
PING「G730」アイアンは、ストロングロフトとなっており、それぞれのロフト角は、「G710」シリーズより1.5度から4度立っている。皆さんご存じの通り、ロフトを立たせることはどのゴルフメーカーにとっても“飛距離を伸ばす”ための最初の一歩となっているのだ
しかし、ボールを高く上げることが「初・中級者向け」アイアンの別の目的なのだからこれは何だかおかしい。
では、どうしてPING「G730」のような「初・中級者向け」アイアンがストロングロフトになっているのか?これは数字上のことだが、皆さんが思っているような理由とは少し異なるかもしれない。
最も飛ぶアイアンを持っていると言えるのは良いことだが、打ち出し角と落下角度がダメダメなら、飛距離など意味をなさなくなる。ボールはグリーンで止まらなければならないのである。ボールがゴルフに適した状態で飛ぶのかは、アウトプットされる全数値を組み合わせたもので分かる。
PING「G730」アイアンの多くの要素は、ボールを高く上げるように設計されているが、これは多くのアマチュアにとってボールを上げることが本当に難しいためだ。
全ては、理想的な打ち出しを実現するためのバランスの取れた手法となっている。その重心設定でボールを上げ、ロフトを立てることで相殺されるが、結果としてこれが最高の打ち出しと落下角度の値となっている。とはいえ、純正のロフト角に縛られることはない。「G730」や他のPINGアイアンの優れていることは、スタンダードロフトでは理想とする結果が得られない場合に備えて、パワースペックとレトロスペックがラインナップしていること。PINGの新しいフィッティングシステムなら、ロフト変更が弾道にどのような影響があるかを直ぐにチェックすることができるようになっている。
私のようにインパクト時にロフトが大きくなってしまうなら、パワースペックにすることで打ち出し角をもっと抑えることができる。もし、スイング中に自然にロフト角を殺してしまうようなら、レトロスペックにすることで、5番アイアンでもボールを上られるようになるかも知れない。
アイアンのライ角とロフト角を変えることは新しいことでもなく、PINGや他メーカーが何十年も前からやっている。PINGの新システムは、ギアマニアじゃない人でも分かりやすいってことなのだ。
PING「G730」アイアン:シャフトオプション
<日本発売モデルのスペック>
番手/ロフト角:5I/20度、6I/23度、7I/26.5度、8I/30.5度、9I/35度、PW/40度、UW/45度、50/50度、56/56度。
標準シャフト(スチール):N.S.PRO 750GH neo(エヌエスプロ750GHネオ)/ N.S.PRO 850GH neo/ N.S.PRO 950GH neo/N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(エヌエスプロ モーダス³ツアー105)。
標準シャフト(カーボン):ALTA J CB BLACK(アルタCBブラック)/PING TOUR 2.0 CHROME I(ピンツアー2.0クローム アイ)。
価格:標準シャフト(スチール)1本¥28,600(税込)、標準シャフト(カーボン)1本30,800(税込)。
※下記はアメリカ発売モデルのスペック
「G730」には12種類ものシャフトがラインナップしていることから、PIINGでは初・中級者層に対してもカスタムフィッティングに力を入れている。シャフトはカーボンが3モデルとスチールが9モデル。この中のいずれかが最高の結果をもたらしてくれるだろう。
ラインナップの中には、PINGの「AWT 2.0」スチールシャフトのような定番ものもあるが、気になるモデルも追加されている。
「G730」アイアンの新たな純正スチールシャフトは、トゥルーテンパーの新しい「Dynamic Gold Mid」。この中弾道、中スピンのシャフトには重量帯が2つ(110g/115g)、フレックスが3つある。シャフトの特性が「G730」アイアンの打ち出しと安定性にマッチしていることも特徴だ。
“さらなる飛び”と“高さ”を求めているなら、PING「Alta Quick」カーボンシャフトを試してみるとよいだろう。高弾道、超軽量シャフトでウエイトは40g。「気楽にプレーし、飛ばしを楽しむ」べきプレーヤーがいる、というのはPINGの言葉だ。
PING「G730」アイアン:ウェッジの考え方
PINGでは、全体的にかなりストロングロフトになっているセットに対して、ウェッジのロフト角では興味深いことをしている。
5番から9番アイアンまでのロフト差は番手間で約3度から4度だが、Wから50度までのウェッジ3本のロフト角の差は全て5度。50度と56度のウェッジの差は6度になっているが、全体的に見るとウェッジの番手間ギャップは他の番手よりも一貫性があるのだ。なぜPINGはこのようなことをしたのだろうか?
理由はいくつか考えられる。まず、ウェッジまで3度刻みにすると、一番ロフトが寝たクラブでも50度に満たなくなってしまう。これだと、ショートゲームには不都合。
もう一つの理由は、長い距離では「G730」アイアンを使いたいのに、スコアメイクする距離では他のウェッジと交換したいと思うかも知れないから。このロフト構成なら他のウェッジを簡単に追加することができるのだ。
これって正に私がしようとしていること。こうしたアイアンはグリーンを狙うときにスコアを稼ぐことができても、グリーン周りだとスコアメイクできない。56度のウェッジでもっと練習が必要なのかも知れないけど、私的には、PINGの非常に伝統的な「Glide Forged Pro」ウェッジに戻すか、新しい「s159」アイアンのカスタムオプションを試したいからね。
いずれにしても、新たな番手間ギャップは他のウェッジへの移行を簡単にしてくれている。
でも待って!それだけじゃない!多くのゴルファーがセットに含まれるウェッジを小馬鹿にしているが、実際のところ、PINGは何十年にも渡って優れたセットウェッジを生み出してきた。
「G730」のウェッジは、セッティングを埋めるための単なる後付けじゃない。4つのウェッジ全てに機械加工されたフェースと溝があり、パフォーマンスを向上させている。これらのウェッジは、“使える”選択肢なのだ。PING「G730」アイアン:番手別設計
想像通り、PING「G730」は大型ヘッドアイアンだ。この手のクラブのサポートが必要なプレーヤーは、フェース面の大きさとフェースのどこで当たっても弾道が安定することに喜びを感じるだろう。
ご認識いただきたいのは、このモデルのターゲット層はフェースの真ん中にあるコイン程度の部分を使い切るようなゴルファーではない。我々初・中級者層は、どこに当たっても均一なインパクトを実現できればと考えているのだ。
番手別の設計も想像通りだ。ロフトが立つにしたがいオフセットが大きくなっている。そして「G430」と同様、ロフト角が大きくなるとバウンスとソール幅が拡大する。「G730」のソールは「G430」よりも幅広で、ショートアイアンのバウンス角が「G430」よりやや抑えられているようだが、芝に突っかかるようなことはない。
また、アドレスから見るとトップラインは厚目だが、厚すぎるというわけではない。これまでボールの後方にクラブをセットした時、このモデル以上に分厚い「初・中級者向け」アイアンを随分見てきた。
ボーナスバトル:PING「G730」対テーラーメイド「Qi」
数週間前にアイアンフィッティングを受けたばっかりだったので、PING「G730」アイアンをレビューするのがとても楽しみだった。
お伝えしたように、私はアイアンでスコアメイクすることが苦手で、どんなオプションなら良いかフィッターに聞いたところだった。すると弾道測定器での数値が良かったテーラーメイド「Qi」アイアンが出てきた。そこで今回だけは、手にしているクラブを気にせずに、PCの数字だけに注目することにした。最高の数字を叩き出したのは、「Recoil(リコイル)」のカーボンシャフトを装着し、2度ストロングにしたセットだった。クラブのスペックを覚えている人なら、すでにストロングロフトのクラブのロフトをさらに立てていることに驚いているかも知れない。
そう、これが私のスイング。言ったように、パターの方が得意なんだよ。
そんなフィッティングの結果だったので、私はPING「G730」アイアンに「Alta CB」カーボンシャフトを装着し、ロフトはパワースペックにした。こうすることで、PING「G730」がテーラーメイド「Qi」のスペックと非常にマッチし、両モデルを並べて比較できるようになった。
想像通り結果は僅差となったが、PING「G730」アイアンがほぼすべての分野でテーラーメイド「Qi」アイアンを上回る結果に。地元の練習場には弾道測定器があるので、両者を打ち比べてデータを集めることができたが、「G730」アイアンの方が飛び、落下角度も申し分なく、(毎度のミスである)左へのミスもかなり少なくなったのだ。
ひとつ想定していなかったことは、「G730」の方が「Qi」アイアンよりも断然、「打感」が良かったということ。当初「G730」は「G710」アイアンと同じような打感で、“鈍く”感じそこまで満足できるとは思っていなかった。「Qi」アイアンや他の「初・中級者向け」アイアンの打感はそんな傾向にあるからね。
でも今回のPING「G730」アイアンの「打感」は秀逸だ。インパクトはパワフルで、どこに当たったのかが分かるほどフィードバックがある。ちゃんと当たったら満足する打感が得られるのだ。
両者を並べて試打してみるとPING「G730」アイアンの方が断然良いことが分かった。テーラーメイド「Qi」アイアンのセットはすぐに返品したほどだったよ。
PING「G730」アイアンのまとめ
「初・中級者向け(スコア改善型)」アイアンでゴルフが上達して楽しめるなら、「初・中級者向け」アイアンを使って欲しい。PING「G730」のようなアイアンは、今のスイングでショットが向上するように作られているからだ。
もし、ブレードアイアンを使うことしか考えていないのなら、レッスンを山ほど受けて10年かけてゆっくりと上達する方が良いだろう。個人的には、55歳の私の身体でも良いショットが打てて、楽しい時間を過ごせるギアでゴルフがしたいだけなのさ。
ロフト角の数字が気になる気持ちも分かるが、文句を言っても仕方ない。ボールは、ゴルファーがどんな番手で打っているかなんて知らないのだ。“実現したいことが叶うクラブ”でショットすること。アイアンの番手の数字など気にせず、弾道測定器の数字だけを見てクラブフィッティングする方が自由度を感じた。
結局のところ、150ヤードが打てるクラブでグリーンを狙う必要があるのだ。そのクラブがウェッジだろうがウッドだろうが関係ない。バーディを取るためにグリーンオンしてパットを決めれば良いのだ。
ともかく、PINGの「G730」アイアンは“PINGっぽさ”があるPINGの好例だ。以前の「G710」アイアンの仕上げを改良し、経年劣化も問題ないようにヘッドデザインを微調整し、しかも飛んで寛容性も高くなっている。
今回のモデルはPINGの「ブループリント」アイアンのようにイケてるのかって?それはないけど、どっちにしたって、私のスイングも「ブループリント」を使いこなせるほど十分にイケてるわけじゃない。もし今年(2024年)、皆さんが「初・中級者向け(スコア改善型)」の仲間入りをするとしたら、フィッティング中にPING「G730」アイアンを試打することをおすすめする。
「G730」とPINGのその他のアイアンモデルの詳細はPINGホームページまで。
Q&A : PING「G730」アイアン
なぜセットを通じてロフト変更が同じになっていないのか?
PINGのエンジニアは、「G730」アイアンを開発する際、番手間の飛距離だけでなくロフト角にも注目。セッティングにハイブリッド(ユーティリティ)やウェッジを組み合わせたい人に合わせた番手間ギャップにしたかったのだ。
誰でも飛距離を稼ぐためにパワースペックにするべきか?
そんな必要はない。スイング中にロフト角が立つと、パワースペックの5番アイアンだと球が上がらない可能性がある。フィッターに相談しながら必要に応じて、ロフト角を立てたり寝かせたりすると良いだろう。
「初・中級者向け(スコア改善型)」アイアンを使うべきか、どのように判断すれば良いのか?
自分はスコアにマイナスの影響を及ぼす「虚栄心に満ちたアイアン」を1年以上、使ってきた。そのクラブが本当にお気に入りだったので、好きなものでゴルフができて幸せだって自分に言い聞かせてきたけど、後で自分が本当に好きなのは、グリーンに乗せられてスコアが良くなるクラブなんだって分かったんだ。だから自分の場合は、それを叶えてくれるクラブ(「初・中級者向け(スコア改善型)」アイアン)を選んだまでのこと。
自分が今のプレースタイルに何が足りないのか?どのようにしたいのか?を考え、まずは自身のレベルなんて気にせずに、自分のしたいプレーを叶えてくれそうなアイアンを試打してみることだ。分からなければ、遠慮なくフィッターに相談すればいい。買うか買わないかなんて、いつも言っているように、今より優れた(使える)クラブ見つからない限り1円たりとも使わなくていいのだから。PINGオンラインフィッティングプログラムについてどう思うか?
「PING WEBFIT」のインターフェースはかなり良い。フィッティングを始めるのに最適だ。ただし、インターフェースに全てのデータがあるわけではないので、クラブを打たずに鵜呑みにしないこと。インターフェースは、フィッターとの出発点と思った方が良い。
自分のハンディキャップによると、「PING WEBFIT」のおすすめは「i230」アイアン。自分のニーズを満たしていない可能性があるアイアンであると認識していないようだ。一方、「PING WEBFIT」は、私が興味を持っている「G430 Max 10K」ドライバーを使うべきとしている。
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