カークランド「SIGNATURE(シグネチャー)」アイアンが予想通りリリースされてから数日、カークランド「シグネチャー」アジャスタブル(調整)ドライバーが、Costco.comに登場した。

199ドル(約28,000)とバカ売れ必至のカークランド「シグネチャー」アジャスタブルドライバーは、その名前の通りロフト角10.5度のヘッドに『アジャスタブルホーゼル』を搭載していることが特徴だ。では問答無用のお値打ち王の称号を獲得することができるだろうか?


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では、最もお買い得品になる可能性を秘めたクラブについて知っておくべきことを挙げてみよう。


・右打ち用のみ

・シャフトはトゥルーテンパー「EvenFlow Riptide(イーブンフロー・リップタイド)」カーボンシャフト(SとR)

・グリップはラムキン「Crossline 360(クロスライン 360)」

・ロフト角は10.5度(ロフト角設定は9.5度、10.5度、10.5ドロー、11.5度)

・ヘッドカバーとレンチ込み

・マルチマテリアル(複合素材)構造


カークランド「シグネチャー」アジャスタブルドライバーについて分かっていること


正直このクラブの性能については手にしてみないと分からない。とはいえ、製品画像から推測(そして予測)できることはある。


マルチマテリアル(複合素材)構造

カークランド「シグネチャー」アジャスタブルドライバーは「マルチマテリアル(複合素材)構造」になっていることが特徴。カーボン複合クラウン、チタンソール、そして『バリアブルフェースシックネス』を取り入れたチタンフェースを採用している(全体的にごく標準的)。


バックウエイト

カークランド「シグネチャー」アジャスタブルドライバーには後部に「ウエイトポート」が一つあり、これにより高弾道、全体的な高MOIを実現するはずだ。また「イーブンフロー・リップタイド」シャフトもこれまで目にしたことがあるはず。キャロウェイ「マーベリック」と言えばピンと来るかな?


アジャスタビリティ

カークランド「シグネチャー」アジャスタブルドライバーのロフト角は10.5度のみだが、『アジャスタブルホーゼル』によりあなたの打ち出しにマッチさせることが可能。また、ドローバイアスを含めロフト角設定が4つあり、コストコが唖然とするこの価格でアジャスタブル(調整)機能を搭載したことは非常に印象的と言える。


既視感

なんだか見覚えがあるって?個人的にこのカークランド「シグネチャー」アジャスタブルドライバーは、同価格帯の2021年のPXG「0211」ドライバーを彷彿とさせる。もしかすると、PXGよりタイトリストに近いかもしれない。

いずれにしても、『ロフトスリーブ調整』とウエイト配置を見ると、このドライバーは「初心者・初級者」ゴルファーに向いているだろう。


まもなく試打スタート

カークランド「シグネチャー」アジャスタブルドライバーの数本が、今我々の本部に向かっている。どちらにしても我々の試打した印象はいち早くお届けする予定だ。

また、パフォーマンスデータを集め次第お知らせするが、カークランド「シグネチャー」アジャスタブルドライバーは200ドル以下なので、2024年の『Most Wantedドライバーテスト』で「最もお買い得な商品」賞を争うことは間違いないだろう。