早くも、メーカー各社が既存製品の製品寿命を伸ばすために興味を引くようなことをする「今年の賞味期限引き延ばし期間」に突入している。

タイトリストの「TSR2+」フェアウェイウッドのハイロフト(14.5度)バーションのリリースは、よくある「ブラックバーション」をなぞったものでは全くないけど、ゴルファーが「TSR」を検討する新しい理由付けにはなるだろう。

ご存知だと思うが、「TSR2+」はすでにタイトリストのフェアウェイウッドシリーズのやや拡張版と言えるものだった。ロフトが立っている投影面積が大きな飛び系で、概ね宣伝通りと考えられていた。

ロフトが立っているということは、少なからず飛距離を伸ばす理由にはなるが、一部の人にとってはそのことが「TSR2+」に興味を持たないもっともな理由にもなっている。

同社がここ1ヶ月の間に「TSR2+」をゴルファー2人に勧めたところ、2人とも「もっとロフト角がついたものが欲しい」という反応だったらしい。たった2人の要望だけで決めたとは考えにくいが、そのような理由でこのクラブが誕生したらしい。


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タイトリスト「TSR2+」14.5度 – ツアーのみ(今までは)

タイトリストが、これまでツアーのみとされていた「TSR2+」フェアウェイウッド14.5度を大衆向けに展開する時だと判断した。だがなぜ最初から発売せず、今になって発売したのだろうか?その理由が疑問でしかたがない。

今回発売される「TSR2+」フェアウェイウッド14.5度は、“ハイロフト”になったということを除けばロフト角13度の同モデルと同じ。高打ち出し、最大級の「寛容性」と大きな「飛距離」など、細かい部分は変わっていない。


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スペック・販売価格・発売時期

「TSR2+」フェアウェイウッド14.5度のシャフトで特徴的なのは、「Tensei(テンセイ) 1k Black 75x」と「HZRDUS Black(ハザーダス・ブラック)4G 70S」。

どちらも合わないって場合は、タイトリストの高価格帯シャフトか同社カタログに掲載されているものから選べる。

純正グリップはゴルフプライド「Tour Velvet(ツアーベルベット) 360」(ノーフラットキャップ 58R)

価格は349ドルで現在発売中。

日本価格は、¥70,400(税込)~(カスタム専用モデル)受注開始中。