テーラーメイドの“カーボンウッド時代”の続編の始まりだ。

PGAツアーは「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」で再開されるが、USGAの2023年最初の適合ドライバーリストをチェックすれば、今週カパルアで、どのくらいのプロが最新ドライバーを手にするのかが推測できる。

そして月曜日、「ステルス2」、「ステルス2 プラス」、「ステルス2 HD」という名のテーラーメイドドライバー3モデルが、このリストに掲載された。製品およびパフォーマンス情報の記載はまだないが…。


シリーズ2作目

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とはいえ、新モデルについてはUSGAの画像と付随する識別マークから推測できることもいくつかある。

一番予測がつきやすいのが、構造や素材に関することだ。

「ステルス2」ドライバーの全モデルは、『60X Carbon(60層のカーボンファイバー)』で構成され、『Twist Face(ツイストフェース)』テクノロジーを搭載、そして、各モデルのソールには『Carbonwood(カーボンウッド)』の記載がある。

これは、テーラーメイドが昨年2022年初めに市場に投入した初代「ステルス」ドライバーの特徴を示している。


60層、その他は?

今回の新「ステルス2」モデルで特筆すべきは、重量配分だろう。

USGAリストではヘッドのソール部分しか撮影されていないため、どのようにウエイトがヘッドに配置されているのかが部分的にしか分からない。とはいえ、明らかに異なる後部のウエイトはよく目立っている。

サイズが異なる2つの「ステルス2 プラス」ヘッドには、トゥ側に「Fade(フェード)」、ヒール側に「Draw(ドロー)」と記載された15gの『可変式ウエイト』を搭載している。

しかし「ステルス2」と「ステルス2 HD」にはこの『可変式ウエイト』は搭載されていない。

この両モデルには『固定式ウエイト』が搭載されており、「ステルス2 HD」は周辺部にドローバイアスのウエイトを配置することで、ハイドロー弾道を実現させようとしている。

USGAの記載によると、「ステルス2」ドライバーの全モデルには、これまでのテーラーメイドの特徴でもあるソールの『貫通型スピードポケット』とロフトとライ角を調整できる『アジャスタブルホーゼル』も搭載されている。

テーラーメイドの「ステルス2」シリーズの公式発表は2023年1月末になりそうだ。