Tシリーズ発売2年目に突入したタイトリストが、「T100S」と「T200」アイアンの上級者向け飛び系アイアン2モデルのコスメをアップデートしたことで、あなたが黒にアゲアゲになってもらえればと考えている。
なんで、黒でアガるのか?それは今回のアイアンが黒くて、ストロングロフト(ロフトが上がる)で、多分気持ちもアガるから。
(うまくいったかな?)
ともかく、新製品競争が激しくなる中、シリーズを拡充することは2年目の製品を生き返らせる方法として実証されている。みんなやっていることだし、タイトリストも前作の限定ブラックバージョンを数日で完売させたので、「T100S」と「T200」アイアンでもこの手法を使うのは何ら不思議ではないのだ。
「T200ブラック」と「T100Sブラック」のパフォーマンスとテクノロジー
今回のアイアンのテクノロジーは、ブラックバージョンではないモデルと変わっていない。「T200」はマックスインパクトテクノロジーを搭載しているし、「T100S」は「T100」のストロングロフト版だ。もし両モデルのパフォーマンスを思い出したいというなら、以下で取り上げたので参考にして欲しい。
「T200ブラック」と「T100S」ブラックのシャフトオプション
Tシリーズの限定ブラックには、ブラックPVDフィニッシュ(仕上げ)に加えて、「T100Sブラック」にプロジェクトX LZオニキス、「T200」にダイナミックゴールド・オニキスAMTが装着されている。お好みでシャフト交換もOK。これに真っ黒なゴルフプライド・ツアーベルベット360が採用され、黒いアイアンとなっている。
ブラックフィニッシュについて
これまで何度かお伝えしたかも知れないが、ブラックPVD仕上げは私のお気に入りではない。DBM(ダイアモンド・ブラックメタル)仕上げやDLC(ダイアモンドに似たカーボン)仕上げほど耐久性がないからだが、一方で価格は手頃で、タイトリストがこの仕上げだと摩耗することを認めていることには感心している。
だから、時間が経過した時の独特な古めかしさと、(サビがポロポロ落ちるのではなく)摩耗が使い込んだように見えることを楽しんでもらえればと考えている。PVDとはそういうものであり、それさえ知っていれば何の問題ない。
スペック・価格・発売時期
Tシリーズの限定ブラックモデルは、実は限定品だ。「限定500セットのミズノ MP20アイアン」というような限定ではないが、人気となることは予想される。要するに、Tシリーズのブラックが欲しければ急いだほうが良いということだ。
「T100Sブラック」と「T200ブラック」は共に#4〜PW、W(48度)のセット。
定価は「T200ブラック」、「T100Sブラック」ともに1本200ドル(8本セットで1599ドル)で発売日は8月28日だ。
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